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みんなが信じてくれたから、今がある――独立から5周年 VAIOは次のステージへ

7/10(水) 7:05配信

ITmedia PC USER

 既報の通り、VAIOは7月9日に新型モバイルノートPC「VAIO SX12」を発表した。企業としてのVAIOの創立5周年を記念するモデルでもあり、同社のコーポレートカラーをまとった「勝色特別仕様」も用意される。

【VAIOの創立5周年を記念した「VAIO SX12 勝色特別仕様」】

 今から5年前の2014年7月1日、同社はソニーのPC事業をスピンオフ(会社分割)して発足した。それと同日に発売されたのは、ソニーロゴが無くなった「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」と「VAIO Fit 15E」だった。

 7月9日に行われた同社の新製品発表会で、吉田秀俊社長がこの5年間の歩みと近況を語った。

元気な姿を見せられてうれしい

 冒頭、吉田社長は「(VAIOの)元気な姿を皆さまにお披露目できることは大変な光栄なこと」と語った。

 先述の通り、VAIOはソニーのPC事業をスピンオフして設立された企業。ソニーから独立することに対する「不安と葛藤と期待」(吉田社長)を表現した設立当初のメッセージが「自由だ。変えよう。」だ。

 この「自由」には、PC事業にとどまらず可能性を追求していこうという決意も込められていた。ある意味で、それは同社の2本目の柱となったロボットの「EMS(受託生産)事業」として結実している。

 スピンオフが決まった当時、VAIOに対して「PC事業だけでやっていけるのか?」といった不安の声もあった。それから5年。VAIOは立派に“独り立ち”している。

 新たなメッセージである「信じてくれる人と、VAIO」には、5年間を支えてくれた「仲間たち」への感謝が込められている。ファン(ユーザー)はもちろん、取引先や従業員を含む「みんなが信じてくれた結果」、今があるのだ。

好調なB2B需要 B2Cも元気に

 独立後のVAIOは、法人を含むビジネスユーザー向けのノートPCに注力してきた。そのこともあり、同社のPCの出荷台数のうち、直近では約72%を法人向けモデルが占めているという。それに伴い、キッティングサービスの利用も増えているという。

 法人向け販売が好調である背景には、「Windows 7」のサポート終了はもちろんだが、日本の政府が推進している「働き方改革」によって、VAIOが得意とする「小型で軽量なモバイルノートPCが法人の支持を集め」ていることもある。

 だからといって、個人向けモデルを軽視しているわけではない。個人ユーザーからのニーズが多い「Core i7」や「4K(3840×2160ピクセル)ディスプレイ」を選択できるモデルを拡充。カスタマイズモデルでは比較的高い選択率となっている。

 独立に当たり縮小していた海外展開についても、現地のパートナー企業と共に順次拡大。現在では日本を除く17地域でブランドが“復活”している。さらに、展開地域は広げる予定だそうだ。

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最終更新:7/10(水) 7:05
ITmedia PC USER

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