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ビリヤードの白い手球より軽かった子猫、今では店のアイドルに うちの福招きねこ~西日本編~vol.1

7/10(水) 11:36配信

デイリースポーツ

 西日本各地でお店の看板猫として活躍し、福を招いている猫たちを紹介する新連載「うちの福招きねこ~西日本編~」を始めます。

【写真】ブレイクショットを見守る看板猫

 初回は 大阪市城東区にあるビリヤード場「BILLIARD&DARTS SUN森ノ宮本店」で暮らす、キジシロのニコ(メス、2歳)と黒猫のエイト(オス、1歳)です。飼い主で、元レッスンプロの統括マネージャー・氷上豊さん(45)は、自宅でも他に3匹の猫を飼うねこ男子。2匹との出会いや店でに人気ぶりについて語ってくれました。

 ニコは17年7月、友人が道ばたで見かけて保護した子。母猫とはぐれたのか、まだ生まれて数日ほどで、体重は140グラムしかありませんでした。ビリヤードの白い手球1個が約170グラムですから、それよりも小さかったんです。その友人は家では飼えず、この店で預かることに。保護した場所が国道25号線だったので、「ニコ」と名づけました。

 その日からおよそ1ヶ月、当時のアルバイトの子と僕とで、3時間おきに交代にミルクの授乳や排泄の世話をしました。オーナーの飼育許可もおりたため、そのまま店内で飼うことになりました。

 当初は猫が苦手な人やアレルギーの人が嫌がるかなとも思ったんですが、案外そういう方はほとんどおらず、常連さんもニコを快く受け入れてくれました。今では店に来たら「ニコ、おはよう」と声をかけてからプレーするのが恒例で、いなくてはならないアイドル的存在です。

 ニコは幼い頃からずっとこのビリヤード場で暮らしているので、ボール遊びが大好きなんです。かまってほしいときは自分からビリヤード台の上に乗ってきます。ニコが台にあがっても、嫌がったり怒ったりする人はいません。「しゃあないなあ」と言いながら、そのままプレーを続ける方がほとんどです。

 うちには“ニコルール”といって、ニコが猫パンチしてボールにふれても、そのままプレーを続行するという特別ルールがあるんです(笑)。あるとき、僕がお客さんと真剣勝負をしていて、僕の突いたボールがポケットに入る寸前で、ニコが手を出したため入らず、負けてしまったことがありました(笑)。

 去年4月、ニコに子分がいるかなと、子猫の里親募集をしていた方から黒猫のエイトを譲り受けました。エイトはビリヤードにはあまり興味がなく、台の上にはめったにのぼりませんが、やんちゃで人なつこく、プレー中の人たちに愛嬌を振りまくので、お客さんの間ではニコ派とエイト派に分かれますね(笑)。

 ニコとエイトがいてくれるおかげで、ここで初めてプレーされる方などとも会話が弾み、お客さんとの距離が縮まったといつも実感します。「ビリヤードするんやけど、どこがいい?」となったときに「猫がいるビリヤード場に行こう」と言ってくれる方が増えているのも嬉しいです。

(まいどなニュース特約・西松 宏)

最終更新:7/10(水) 14:01
デイリースポーツ

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