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「ハーレーもBMWも、電動車なら中免で乗れる」 日本の二輪免許制度のうれしい謎

7/10(水) 18:00配信

ねとらぼ

 ハーレーダビッドソンが同社初の電動バイク「LiveWire」を発表したり、台湾のバイクメーカーであるキムコも“電動なのに爆音を奏でる(!?)”というスーパースポーツスタイルの電動バイク「SuperNEX」を開発したり。じわじわと電動バイクの波も近づいてきています。

【写真】BMWの電動ビッグスクーター「C evoluton」

 もちろん、原付スタイルの街乗りモデルや業務用などの小型電動車は以前から既にありました。しかし趣味度がより高く、よりパワフルなスポーツモデルが登場し始めてきたとなれば気になってくるのが「やっぱり、こんなぶっ飛びマシンを駆るには大型二輪の免許が必要かな?」です。

 ……それが、違うのです。2019年現在の日本の運転免許制度ではむしろ、電動ならモンスターマシンも身近な存在になるかもしれません。

電動バイクは、出力1kW超で全て「軽二輪」として扱われる

 まず、エンジンを搭載するバイクの免許区分を整理しておきましょう。

 日本の二輪車免許は、50ccまでの「原動機付自転車免許」(原付免許=乗れるのは原付一種区分のスクーターなど)、原付二種(~125cc)まで乗れる「普通自動二輪免許(小型限定)」、400ccまで乗れる「普通自動二輪免許」(かつての“中免”です)、400ccを超えるどんなバイクにも乗れる「大型二輪免許」(AT限定は650ccまで/かつての“限定解除”です)があります。普通自動車免許を所持していれば50ccまでの原動機付自転車にも乗れます。大枠は「エンジンの排気量」で区分されています。

 では、エンジンがない、つまり排気量という概念のない電動バイクはどうなるのでしょう。実は日本の法律下(道路運送車両法)では電動の大型バイクが定義されていません(2019年現在)。搭載するモーターの定格出力が0.6kW以下ならば「原付一種(~50cc)」、0.6kW~1kWならば「原付二種(~125cc)」、1kWを超えたら「軽二輪(エンジン車では250ccまで)」として扱われます。軽二輪/250cc以上のバイクを運転できる普通自動二輪免許(旧世代のいわゆる中免)を持っていれば、全ての電動バイクに乗れるということになります。また、軽二輪扱いなので車検もありません。いわゆる「ニーハン車」と同じ感覚になるのです。

 例えばBMWの電動ビッグスクーター「C evolution」は、650ccのエンジンを搭載したビッグスクーター「C650」がベースです。C650は大型二輪免許(AT限定含む)が必要で、車検もありますが、C evolutionは軽二輪扱いなので普通二輪免許(中免)で乗れます。なんだか不思議なことが起こります。

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最終更新:7/10(水) 18:00
ねとらぼ

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