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【極秘入手】7pay開発の内部資料。「セキュリティー不備」は急な開発と“度重なる仕様変更”が一因か

7/10(水) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

Business Insider Japan編集部「7pay」取材班は、7payの開発スケジュールを取りまとめた内部資料を入手した。

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開発現場の関係者の間でやりとりされた資料の最終版に近いもので、2018年末からサービスイン直前までの間が、どのようなスケジュールで動いたのかを示す資料だ。現場をよく知る複数の関係者の証言からは、記者会見で注目が集まった「セキュリティー不備」につながる慌ただしい開発現場の姿が浮かび上がる。

7payの不正利用に関しては、7月3日にアカウント乗っ取りと不正利用が発覚し、続く4日セブン&アイHDが記者会見で被害推定額を「約5500万円」と発表。同日夜に中国籍の男2人が不正利用に関して詐欺未遂の容疑で逮捕された。

セブン&アイHDはセキュリティー対策の甘さへの指摘を受ける形で、5日にはセキュリティー対策強化を目的とした新組織発足と二段階認証導入、1回あたりのチャージ上限ならびにグループ横断的なセキュリティー設計の見直しを発表した。

そもそも、不備のある仕様のまま7payがスタートしてしまった原因はどこにあるのか?

年末に「開発仕様」と「開発業者」が変更

同サービスの開発に近い複数の情報提供者の証言には、共通点がある。

7payの仕様がなかなか固まらず、リリースの比較的直前まで開発現場が混乱していた、という指摘だ。

複数の関係者によると、もともと2019年7月中に7payのサービスを開始することは決定していた。しかし、プロジェクトがスタートした約2年前から2018年末ごろまでは、7payは「単独のアプリ」として配信する予定だった。

1つめの大きな仕様変更は2018年末。年の瀬が迫る段階で、7payを急遽現在の仕様である「セブン-イレブンアプリへの追加機能」とすることに変更された。7payの開発にかかわる企業をよく知る関係者によると、この段階でアプリの開発企業が変更されたという。

年末年始にスケジュールの再調整が行われ、2019年初には7月1日のサービス開始を必達目標としたシステム開発が再開された。

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最終更新:7/10(水) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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