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「『続けること』をしたかった」上田桃子がインスタのストーリーに毎日目標を載せる理由を本人に聞いた

7/10(水) 11:33配信

みんなのゴルフダイジェスト

女子ツアーの多くの選手たちが自分を表現できるひとつのツールとしてSNSを利用しているが、そのひとつ、インスタグラムに毎日目標を載せているのが上田桃子だ。なぜそんなことをするようになったのか。本人に聞いてみた。

「たくさん寝て明日を迎える」「呼吸を深くする」

今季1度の予選落ちもなく、すでに2度の優勝を上げている上田桃子。若く勢いのある選手がどんどん活躍する女子ツアーではもはやベテランの域だ。賞金女王の経験もあり、場数も踏んでいる上田にとって予選通過は当たり前なのかもしれないが、ここ数年の中で見ても今年は特にどっしりと構えているように感じる。そんな上田が今季に入ってから「毎日続けていること」がある。インスタグラムの更新だ。

インスタグラムというのは「写真投稿型SNS」でツイッターやフェイスブックと違って文字だけではなく必ず画像と一緒に投稿しなければならない。そのインスタグラムには「ストーリー」という機能があるのだが、これは24時間で消える気軽な投稿のこと。

上田は今季に入ってからこのストーリーで毎日“目標”を掲げているのだ。目標と言っても大それたものではなく、「たくさん寝て明日を迎える」「呼吸を深くする」「最後まで我慢」など、ゴルフの目標というよりも日常の中でできるようなもの。なぜ毎日更新しようと思ったのか、きっかけがあったのか、本人に聞いてみた。

「なんでもいいので、『続けること』をしたいなと思っていて。自分の中でできるだけネガティブな思考になっていかないように、意識付けとしてやれたらいいなと思って始めました」(上田)

と、何かを継続できることをしたかったのがきっかけだったと話した。確かにこのストーリーの投稿ではネガティブな言葉、ネガティブな表現は一切使っていない。

上田は続けることで「気持ちがガコンと落ちないようになっているというわけではないが、『ならないようにしている』」のだと説明する。意識的にポジティブな目標を継続することで、気持ちが悪い方向に進まないようにコントロールできているようだ。

そうはいっても、自分で決めたことをやり続けるのはかなり根気が必要なこと。なんでもそうだが、続けているとつい「今日はいいか」となりやすいが、そういう自分に克つための習慣づけでもあるという。

そんな上田を見て若い選手も学ぶことは多いと思うが、自分よりも若い選手たちが増え、一緒に練習ラウンドをする機会が増えた上田が、逆に若い選手たちから学ぶことはあるのだろうか。

「上に行きたいという執着心だったり、あとはタフさ。ダメだった週のあと、ダメだった分練習しようと思ったときにまだ体が追いついていきますよね。自分たちの世代になると、どうしても『これをやると次の週に疲れが残るんじゃないかな』とか考えがちですけど、(若い選手は)そういう言い訳なく動ける年齢なので、そういう部分を学んでいます」(上田)

ベテランになれど、自分を律して若い選手からも学ぶ姿勢を忘れない。それが上田桃子の強さの秘密のひとつかも。

取材大会/アネッサレディス  撮影/矢田部裕

みんなのゴルフダイジェスト編集部

最終更新:7/10(水) 11:33
みんなのゴルフダイジェスト

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