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【動画解説】梅雨の大規模な雲海発生 三連休は暑さ復活 オホーツク海高気圧がカギ

7/10(水) 16:18配信

ウェザーマップ

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 蔵王連峰に大規模な雲海が広がりました。
 今週はオホーツク海高気圧が張り出し、北東からの冷たく湿った空気が流れ込んだことが影響していそうです。

 オホーツク海高気圧がたびたび勢力を強める今年の梅雨、今週も関東や東北の太平洋側ではオホーツク海からの冷たく湿った「北東気流」の影響で、連日のように低い雲が垂れ込めています。
 気象衛星では、日本海側は晴れている一方、太平洋側にはべったりと雲が広がり、天気がきれいに2つに分かれていることがわかります。
 なぜこのように太平洋側に限定しているのでしょうか……これは北東気流は海面や地表付近を流れる風でそれに伴う雲も上空1キロほどにできる低い雲であるため、本州に背骨のように走る奥羽山脈を乗り越えられない為です。

 そして今年の梅雨のこうした気象条件や地形をまさに物語る光景が、蔵王に広がった雲海です。
 この雲海こそが太平洋側の低い雲で、雲海としては珍しく、日中も消えずに、月曜日、火曜日と2日間にわたり広がり続けていました。
 さらに雲が山の斜面を滝のように流れ落ちる滝雲まで発生して、1年を通してもなかなか見ることのできない光景が広がったんです。

 さて、今週ここまでは北東気流が主役でしたが、オホーツク海高気圧が勢力を弱める週末にかけては、広い範囲で南風が吹いて、関東や東北でも真夏日や夏日が復活するでしょう。
 ただ、その後再び、オホーツク海高気圧が息を吹き返しそうで、来週再び、雲海が広がるような天気が戻りそうです。
(気象予報士・吉野元子)

最終更新:7/10(水) 16:18
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