ここから本文です

まとめサイト「やらおん!」の運営をしていた過去も…「漫画村」星野ロミ容疑者拘束で、他の管理人が”芋づる式”の展開も?

7/10(水) 13:50配信

AbemaTIMES

 2016年1月から昨年4月までの間に7万冊以上の漫画を無料で公開していた海賊版サイト『漫画村』。その運営者の1人、星野ロミ容疑者が7日、フィリピン・マニラの空港で入国管理局によって拘束された。福岡県警などが著作権法違反の疑いで去年5月から行方を追っていたという。
 
 今後、日本に強制送還されるという星野容疑者だが、管理者は他にも複数いたと見られている。彼らは一体どんなグループなのか。その全容は解明されるのだろうか。漫画家たちの代理人としてこの問題に取り組み、米Cloudflareのサーバのログデータから運営者情報を特定したこともある中島博之弁護士に話を聞いた。

 まず、星野容疑者について中島弁護士は「以前は『やらおん!』という、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)への書き込みを集めた“まとめサイト“の管理者として有名な方だった。他人の投稿物や著作物を借りてきて自身のサイトに掲載するという意味では、漫画村と同じことをしてきた。星野容疑者が運営している会社のドメインを持ったメールアドレスが漫画村のサーバーのログインIDになっていたので、主導的な立場で運営に関わっていたことは間違いないのではないか」と話す。

 「名前を言ってしまうと皆さんが閲覧してしまうので言わないが、『漫画村』と作りの大変よく似たクローンサイトもある。明日以降、更新があるかないかを見れば、これにも星野容疑者が関わっていたかどうかがわかると思う。著作権制度に対して非常に挑戦的で、著作権が保護されていない国で運営しているので、日本の著作権侵害にはあたらないと堂々と主張していた。ただ、日本は著作権の相互保障の協定があるアメリカ企業のサーバー上に著作物のキャッシュという、いわばコピーができていたので、その主張は意味がなかったのではないか」と話す。

 その一方、中島弁護士は「これだけの数のデータをアップロードするというのは、星野容疑者だけではできなかったと思う」とも指摘する。「今後、押収したパソコンの分析などからグループの全容がどれだけ解明されるのかが焦点になってくると思うが、逮捕令状が取れているということは、捜査当局の中ではそれなりに証拠が固まっているのだろう。主犯格の名前も具体的に上がっていると聞いているので、そちらの捜査もある程度は進んでいるだろうし、警察当局はある程度全体像を把握していると思う。“芋づる式“に、ということも見通しとしてはあり得る。海外に逃亡したとしても逮捕できることを示したことによって、サイト運営者を逮捕することによって元を根絶し、一つ一つ潰していくという新しい展開が見えてくると思う」。

1/2ページ

最終更新:7/10(水) 13:50
AbemaTIMES

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事