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結婚・妊娠、病気、介護…すべて職場では迷惑行為?サポートする人のつらさを考える

7/10(水) 17:15配信

LIMO

本来はおめでたいことであるはずの「結婚」。しかし、結婚を理由に自主退職を迫られてしまったケースが未だにあるようです。

「結婚・出産した後も働き続けたい」と考えている女性にとって、これはかなり衝撃的な話ですよね。なぜ、彼女はこのような事態に陥ってしまったのでしょうか。その原因には、社会の産休・育休取得に関する問題点が隠されていました。

結婚したらパワハラを受け、自主退職を余儀なくされた!?

2019年6月、Twitterに投稿されたある体験談が話題になりました。それは、女性の上司に結婚の報告をしたところ、パワハラを受けて自主退職に至ったという内容でした。

しかも、結婚すると聞いた上司は「結婚なんて迷惑だ」と告げたとのこと。投稿者によると、以前ほかの人の結婚や妊娠のせいで仕事に影響が出た上司は、その腹いせにパワハラを繰り返しているそうです。その状況を上層部に相談したものの、「この会社にとって彼女は必要不可欠な存在だから」という理由で応じてもらえませんでした。

この件には、「パワハラによる自己退職」のほかに「仕事のしわ寄せの存在」という問題が潜んでいます。産休や育休の穴埋めに対応できない会社の場合、他の人にしわ寄せがいくケースがあるのも事実。その結果、今回の上司のように「結婚報告なんて聞きたくない」という考えに陥ってしまうのも、無理はないのかもしれません。

とはいえ、どんな事情があってもパワハラをしていい理由にはなりません。パワハラそのものだけではなく、しわ寄せがくる現状の改善もあわせて視野に入れる必要があるでしょう。

男性の育休取得は難しい?

内閣府男女共同参画局が公表した統計では、2018年の男性の育児休業取得率は6.16%となっています。ただし、これは育休を1日取得したケースも含んだ数字。その一方、女性の取得率は83.2%です。

男性が育休を取得しなかった理由の1位は「職場が育児休業を取得しづらい雰囲気だった」、2位は「会社で育児休業制度が整備されていなかった」でした。これらを踏まえると、「女性が産休や育休を取得しにくい状況なら、男性が取得しよう」といっても、そう簡単に実行できないのが現状のようです。

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最終更新:7/10(水) 17:15
LIMO

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