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大学出身の新人たちが米ツアーで輝く理由を探る

7/11(木) 12:10配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

■ 難コースへの対応

近年、全米アマや大学トップレベルが集まる試合の会場は、ペブルビーチやリビエラ、パインハーストなど格がグンと上がっている。過去にメジャー大会が開かれたコースで経験を積み、難コースへの対応を学ぶことができているのも、米ツアーの舞台に早くから順応できる理由のひとつだろう。

■ ツアープロとの交流

ウルフやホブランは多くのツアープロを輩出しているオクラホマ州立大学のゴルフ部出身。先輩のリッキー・ファウラーは大学の試合会場に応援に行ったり、学生を南フロリダの自宅に招待したりして交流を深めている。米ツアーがどのような場所なのか? 成功するためにはどのような準備をしたらいいか? というアドバイスも送っているようだ。

■ メディア対応やTVカメラへの慣れ

2014年からゴルフ専門局が大学の試合を放送するようになり、露出が増えると同時に選手のメディア対応力も向上した。学生時代からインタビューにも慣れ、テレビカメラが接近しても慌てずに普段のパフォーマンスが出せようになってきている。

■ 代理人と契約金

世界アマチュアランキング1位やNCAA全米学生優勝、メジャー大会のローアマなどアマチュア時代に好成績を残した選手は、プロ転向時に日本円にして億を超える年間契約をスポンサー企業と交わし、代理人経由でツアーの推薦出場枠を確保してもらえるケースが多い。

ホブランとウルフはファウラーと同じ大手代理人事務所「ワッサーマン」と、モリカワはタイガー・ウッズやジャスティン・ローズが所属する「エクセルスポーツ」と契約を交わした。金銭的な不安をなくし、キャディやトレーナーを雇いしっかりとプランを立てることができるのはパフォーマンスにも直結する。

ウッズやフィル・ミケルソン、そして松山らは、限られた出場機会で結果を残し、予選会や入れ替え戦を経験せずに米ツアーの出場権を獲得した。ウルフも同じ道を進むことに成功し、残り3人もその可能性を残している。レギュラーシーズン最終戦まで4週間に迫ったが、その先の8月下旬プレーオフシリーズ最終戦まで新旋風が吹き荒れる可能性も十分。ニューフェースの活躍には今後も注目が必要だ。

アンディー和田

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