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「漫画村」事件 10人以上の若者グループが関与か

7/11(木) 11:30配信

毎日新聞

 人気漫画を無断で公開していた海賊版サイト「漫画村」(昨年4月閉鎖)の著作権法違反事件で、サイトの運営には、中心人物として国際手配され、フィリピン入国管理局に拘束されている星野路実(ろみ)容疑者(27)と同年代の20代を中心とした10人以上の若者グループが関与していたとみられることが捜査関係者への取材で判明した。福岡県警などは、数万冊分とされる無断公開作品を組織的に収集し、サイトに掲載していたとみて、運営実態の解明を進める。

 事件を巡っては、県警が10日、サイトに人気漫画「ONE PIECE」866話の画像を掲載したとして、星野容疑者の友人の東京都の20代男女2人を同法違反容疑で逮捕。星野容疑者もフィリピンからの強制送還手続きが整い次第、逮捕する。この他、少なくとも別の日本人の男1人の逮捕状を取っているが、グループの他のメンバーからも詳しい事情を聴く方針。

 捜査関係者によると、メンバーはネット上に出回る大量の海賊版画像などを手分けして転用し、漫画村に掲載していた可能性が高いという。漫画村の広告収入などで得られた多額の収益を、星野容疑者がグループのメンバーに分配していたとみられる。

 社団法人「コンテンツ海外流通促進機構」によると、漫画村には少なくとも2017年9月~昨年2月に約6億2000万件のアクセスがあり、著作権侵害による被害額は約3192億円と試算している。【中里顕】

最終更新:7/11(木) 17:03
毎日新聞

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