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【柔道】男子90キロ級・向が強化委員長から怒られたワケ

7/11(木) 16:34配信

東スポWeb

 焦りはどこへ消えた? 柔道の世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)男子90キロ級で個人戦代表に初選出された向翔一郎(23=ALSOK)が10日、グランプリ・ブダペスト大会(12~14日)に向けて成田空港を出発。「今のままでは勝てない、という焦りがある。課題である我慢の柔道ができるかが大事」とテーマを語った。

 4月の全日本選抜体重別を制した後は「気持ちが乗らない部分があった」というが、最近になって少しずつボルテージが上昇。そこには「世界選手権で優勝できなければ五輪でも勝てない。やるしかない」と開き直ったことに加え、もう一つの理由がある。

 大相撲夏場所で初優勝を果たした幕内朝乃山(25=高砂)とNBAで日本人初のドラフト1巡目指名でウィザーズに入団した八村塁(21)の同郷、富山県出身者の活躍だ。「すごいなと。地元にそういう人がいるのは頑張れるし、負けたくない」と奮い立った。

 だが、ここで話が終わらないのが“異端児”らしい。さぞかし厳しい稽古を積んでいたかと思いきや、出発2日前に「調整練(習)をダラダラやっていて」(向)、指導を受ける母校日大の金野潤監督(52=全日本柔道連盟強化委員長)から怒られたという。

 向といえば日大4年時、度重なる遅刻で柔道部に出入り禁止処分。猛省の上、金野監督に謝罪し再び受け入れてもらった、ということがあったはずだが…。人間そう簡単に変われるものではないと言えばそれまでだが、この天真らんまんさも向の魅力の一つ。今大会で我慢の柔道ができることを祈るばかりだ。

最終更新:7/11(木) 16:38
東スポWeb

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