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「アイアン・スカイ」ヴオレンソラ監督VS山口敏太郎氏“東西オカルト通”異色対談 火星ミステリー新発見

7/11(木) 17:01配信

東スポWeb

 SF映画「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」(12日公開)のティモ・ヴオレンソラ監督(39)とオカルト研究家で作家の山口敏太郎氏(52)という、フィンランドと日本の“オカルト通”による大型初対談が実現した。同映画は前作「アイアン・スカイ」(2012年公開)に続き、ナチスが人類絶滅を企て「ヒトラーが恐竜と地底から復活する」という奇想天外なストーリーを軸に、さまざまなブラックユーモアが満載。そんな“鬼才”ティモ監督が「初耳だ!」と山口氏からの「新オカルト情報」に目を輝かせた――。

 山口:かなり、オカルト分野に精通されていますね。

 ティモ:オカルトや陰謀説、政府のダークサイド、隠蔽などはかなり興味があります。僕は映画監督なので、ストーリーとしてね。

 山口:前作では、ナチスがひそかに月面に基地をつくっていたという「ナチス月面基地」話が出てきました。今作の「地下帝国」の話も都市伝説としてありますね。

 ティモ:そもそも、SFというものは、宇宙の前は地下や海が対象だったんです。第2次世界大戦が終わった時に、自分たちのグループのために情報を独占したいという人たちが多かった。ドイツ人の科学者を引き抜いて、自分たちの国に連れて帰ったということもあった。あとはハイジャンプ作戦という…。

 山口:ハイジャンプ作戦は知ってますよ。

 ティモ:ワ~オ、さすがですね。同作戦は戦時中、戦後のアメリカによる大規模な南極観測のことを指すのですが、実は南極にあるとされたナチスの基地を対象にしたものだったという説ですね。ナチスが「南極は自分たちの土地である」と主張するために、カギ十字の旗を落としていったという話もあります。

 山口:戦争が終わった時に、Uボートの数が足りなかった。だから、どこかに逃げているのは間違いないですよ。

 ティモ:アブソルートリー(まったくその通り)! それはもう、しっかりと証明されている事実です。

 山口:ウィキリークスが暴露したところによると、南極の海から未確認飛行物体が何十機もアメリカの領空に飛んで来たと。それでアメリカ空軍がスクランブル発進すると、消えたという話もある。だから、南極というのはミステリーだらけです。

 ティモ:僕もそう思います。

 山口:ヒトラーも生きてますよ。

 ティモ:そういえば、ロシアが最近…。

 山口:ヒトラーの骨をDNA鑑定したところ、女性のものだったという話ですか?

 ティモ:そうです! 女性のあごの骨だったということですが、ミステリーがすごい。アメリカとロシアが戦争直後に起きたことを秘密裏にしておきたかったから、まだ知られていないミステリーがあります。

 山口:この映画ですが、火星も都市伝説が多いですよね。人の顔をした「人面岩」とか。

 ティモ:そうそう、あと、ピラミッドが存在する説や、1800年代に運河のようなものがあったという説もずっとあります。昔から、そういう話が多いです。火星人が地球人を攻撃するという話もありましたし。僕が火星に強い興味を引かれているのは、新情報が毎日出てくるというところです。「火星は何なのか?」ということを地球人は今、理解し始めています。

 山口:その火星ですが、実は「ジャンプルーム」というのがあって「量子テレポーテーション」で火星に行けるという話があるんです。

 ティモ:アー、ハー? どういうことですか?

 山口:それでオバマ前大統領が火星に行ったという説があるんです。

 ティモ:それは初耳ですよ!

 山口:火星に恐竜、Tレックス(ティラノサウルス)がいるらしいです。なのでテレポーテーションすると、すぐ襲ってくるので、すばやく銃で撃たないとやられてしまうというんです。

 ティモ:それは面白い! もう映画化まで見えましたよ。いいシーンになります。

 山口:マーズ(火星)レックスをぜひ映画に出してください。あと、前方後円墳の話知ってますか? 日本では大王の墓なんですが、それが実は「火星にある」というんです。

 ティモ:えっ、もっと詳しく聞かせてください、どういうもの? ちょっとパソコン貸して…。オウ…(信じられない)。

 山口:なので、日本人の先祖が火星から来たんじゃないか、という説があります。

 ティモ:火星から? 初耳です。

 山口:人間の体内時計のサイクルは25時間ですが、これが地球の公転サイクルと合わない。だから、このDNAのルーツが火星じゃないかという説があるんです。

 ティモ:それは面白い。僕はストーリーテラーとして、調べるのがすごく好きです。

 山口:ぜひ、次回作に生かしてください。

【「コメディ映画」にネオナチは逆ギレ】ナチスとヒトラーを登場させたSFブラックユーモアの映画に対する各国での反応についてティモ監督はこう話している。

「ナチスを扱っていたので、ヨーロッパではどんな受け止め方をされるのかに気になってました。特に前作は“どうなの?”と。出資者の中にもね。ただ、公開されると、ナチス賛美ではないと理解してくれました」

 前作の予告編の段階では、ネオナチのサイトで「ヤバい! これはイケてるぜ」と盛り上がっていたという。だが、実際に公開されると「なんだこれは! オレらをからかっているのか! なんでヒトラーを笑いにするんだ」と逆ギレしていた。

「僕は最初からコメディーだよと言っているのに! でも、ヨーロッパの問題を語る新しい言語だと思っています。WW2(第2次世界大戦)やナチスですね。でも戦争のトラウマから解放されるのは、ユーモアなんです。今はそれが必要だと思っています」とティモ監督は語っている。

☆ティモ・ヴオレンソラ 1979年11月29日生まれ。フィンランド出身。12日公開のSF映画「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」はシリーズ最新作。人類絶滅を企て、失敗したナチスが、今度は地下帝国から恐竜を引き連れて人類を襲うというハチャメチャストーリー。ヒトラーをはじめ、ウサマ・ビンラディン、金正恩朝鮮労働党委員長やアップル社の故スティーブ・ジョブズ氏もネタにブラックジョークを連発。この夏、最もぶっ飛んだ映画となっている。

最終更新:7/11(木) 17:04
東スポWeb

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