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久保建英、21日バイエルン戦デビュー浮上 コミュニケーション&コンディション問題なし…スペイン紙ララ記者が見た

7/12(金) 6:08配信

スポーツ報知

 スペインの名門Rマドリードに加入した日本代表MF久保建英(18)が10日、カナダ・モントリオールで移籍後初練習を行った。冒頭20分のみの公開だったが、スター軍団の一員としてランニングなどで体を動かした。今回の北米ツアーに帯同するスペインの大手スポーツ紙「マルカ」のミゲランヘル・ララ記者(49)が、久保の現状を「見た」。

【写真】超レア!久保のダメージジーンズ姿

 スター軍団の中でも久保は気後れすることはなかった。冒頭20分が公開されたモントリオールでの初練習は、軽いランニングの後に、激しいフィジカルトレーニングが行われた。久保が入ったグループには、スペイン代表主将のDFセルヒオラモス、昨年のバロンドールであるクロアチア代表MFモドリッチ、コスタリカ代表GKナバスら“重量級”のメンバーがそろった。そんな中でも久保は、平然と集中した表情でメニューをこなした。

 Rマドリードでの最初の練習において、彼は2つの重要なアドバンテージを持った。1つはスペイン語が話せること。不自由なく、流ちょうに話せるということは、新たな国に来たどんな選手にとっても非常に重要なことで、チームに溶け込むのに時間はかからない。2つ目は、すでにシーズンを戦う体ができあがっていること。多くの選手がオフ明けの中、久保は、この何か月もJリーグと日本代表、そして南米選手権で休みなく過ごしてきたからだ。

 今キャンプ中、久保はこの2つのアドバンテージをジダン監督(47)に披露するはずだ。加えて、指揮官は南米選手権でのプレー映像を見て、いたく気に入っていたと聞く。キャンプでのアピール次第では、チーム初実戦となる20日(日本時間21日)の米ヒューストンでのバイエルンとの親善試合から、彼の起用は十分に考えられる。

 現役時代、フランス代表、そしてRマドリードで活躍したジダンは、すべての選手が目指すところ。そんなジダンの指揮下に、カスティージャ(レアルB)所属の久保が入ったということは、クラブはトップチームにたどり着くための能力があると確信しているということだ。

 幼少期をバルセロナで過ごした久保が、まさかライバルクラブの白いスターたちに囲まれるなど、半年前は思いも及ばなかった。その表れがモントリオールでの日本メディアの熱狂だ。我々スペイン人記者よりも数多く詰めかけた。それはこの少し内気で小さな18歳の少年が、日出ずる国へ何をもたらしたかを物語る。将来日本で、「KUBO」の名前が入ったRマドリードのユニホームがあふれることを期待させた。

 ◆ミゲランヘル・ララ 1970年6月11日生まれ。49歳。94年からスポーツ記者を務め、96年に同国スポーツ紙「マルカ」に入社。Rマドリード担当などを経て、05年からスペイン代表を担当。これまでに5度のW杯、4度の欧州選手権を現地取材。普段はRマドリードなど、様々なクラブを取材する。

最終更新:7/12(金) 10:51
スポーツ報知

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