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友風、自己新幕内5連勝 初の決まり手に笑顔「小手投げってなんですか?」

7/12(金) 6:13配信

スポーツ報知

◆大相撲名古屋場所5日目 ○友風(小手投げ)妙義龍●(11日・ドルフィンズアリーナ)

 友風が自己新の幕内5連勝で無敗を守った。

 日体大の先輩で三役経験者の妙義龍を小手投げで撃破。初土俵以来、12場所連続勝ち越し中の24歳が、名古屋の主役候補に名乗りを上げた。大関に復帰した栃ノ心は朝乃山に寄り切られて元気なく5連敗。白鵬、鶴竜の両横綱と平幕の照強も初日から5連勝とした。

 力強かった。友風が豪快な小手投げで妙義龍を押しつぶした。「右四つになって上手を取らせずに右から起こして前に出られた」とまくし立てた。17年名古屋場所で序ノ口デビューしてから12場所連続の勝ち越しで通算87勝目。小手投げで勝つのは初めて。「小手投げってなんですか? 初めて聞きました。(調子が)いい時は何をやってもうまくいくもんですね」と笑った。

 平幕では照強と並んで初日から5連勝。休場している兄弟子・嘉風の存在がエネルギー源だ。愛知・瀬戸市の尾車部屋からドルフィンズアリーナに向かう車中、携帯電話に「どうも恋人です」と着信があった。嘉風だった。対戦する妙義龍の癖や取り口のレクチャーを受けた後、「お前の本来の力をオレは知っている。だから連勝してもオレは決して驚かない。お前は強いのだから、自信を持て」と背中を押してくれた。

 友風は「相撲は個人スポーツではない」という言葉を心に刻んでいる。ある日、稽古場で嘉風から「相撲は1対1のスポーツだけど、お前の後ろにはオレが付いている。だから土俵に上がっても2対1。そう思えば負けることはないだろう」。今場所、兄弟子は無念の休場。それでも友風の背中には嘉風が付いている。(今関 達巳)

最終更新:7/13(土) 23:20
スポーツ報知

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