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経済同友会夏季セミナー開始 技術創造のカギは教育改革や人材流動化

7/11(木) 21:17配信

産経新聞

 経済同友会の夏季セミナーが11日、2日間の日程で、長野県軽井沢町でスタートした。4月末に就任した桜田謙悟代表幹事による新体制で初の夏季セミナーで、桜田代表幹事は「日本の少子高齢化や社会保障の課題解決を通じ、世界に向け先進国の解として発信できるのでは」と述べ、課題解決が成長の原動力になるとあいさつ。実現に向け医療や介護分野の規制改革が必要との認識を示した。

 「“いて欲しい国、いなくては困る国、日本”の実現に向けて」と題した今回のセミナー。宮田孝一副代表幹事(三井住友銀行会長)は日本の健康分野が世界ランキング首位の一方、革新的な技術創造の将来性・分析力や雇用者の技術・能力といった順位の低さを問題視。デジタル社会やグローバル化で生き残るための仕組みづくりでは、人材育成や流動化の重要性を強調する声が相次いだ。

 遠藤信博副代表幹事(NEC会長)は「優秀な人材を育てるには脳がピークを迎える18歳までの教育システムを、個を育てる方向に改革すべきだ」と提案した。また桜田代表幹事も新卒一括採用からキャリア採用への移行に触れ、企業側も経験を重視し、人材を流動化させる必要性を強調した。

 また、高島宏平オイシックス・ラ・大地社長は、人手不足解決や社会保障改革にもつながる高齢者雇用に言及し、「再教育によって、いかに(企業が)使えるシニア人材を育成できるかが日本の競争力強化につながる」と話した。

最終更新:7/11(木) 21:17
産経新聞

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