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積立タイプの保険は本当にお得?数万円損しても解約したほうがいい場合とは

7/11(木) 8:10配信

ファイナンシャルフィールド

低金利時代が長く続き、住宅ローンなどが借りやすくなっている一方で、銀行の預金に預けていても一向にお金が増えません。少しでも増やしたいという思いから、個人年金や外貨建て終身保険に加入しているケースも多く見受けられるようになりました。

家計の財産としては増えているものの、自由に使えるお金がなくなってしまったり、資産運用を始めたいのに元手がなくなっていたりして、困っているというご相談を受けました。ご相談者様が加入している積立タイプの保険をどうするか、一緒に検討した事例をご紹介いたします。

20年で返礼率105%の個人年金保険

ご相談者様が最近契約した保険の一つは個人年金保険でした。老後に不安を感じていたところ、保険を販売している知人に勧められ、夫婦ともに契約したとのこと。

月1万2000円程度の掛け金を20年間払い続けて、返礼率は約105%。ただ貯金しているのに比べて16万円以上増えると言われたそうです。20年間払い続けると105%ということは、年利にすると0.7%以下。契約した後に運用について少し学んでいたご相談者様は、これはあまりにも増えないと思ったようです。

ただ、保険を販売している知人は「絶対元本割れはしない」「私も3年ほど運用しているけど、運用はマイナスが続いている」と言われた、とおっしゃっていました。ご相談を受けて確認したところ、今解約すると損をする金額は7万円程度とのことでした。

学資の時期に間に合わない終身保険

ご相談者様がもう一つ悩んでいたのが終身保険です。学資のためのお金は別に準備していましたが、もし足りなかったらと思い、追加で契約をしたそうです。

お持ちいただいた保険の内容を拝見したところ、10年間の払い込みをしますが、解約返戻金が払込元本を超えるのはお子さんが23歳になってからです。大学の費用と考えると間に合いません。そのことに気づいていなかったようで、ご説明したときには驚いていました。

もともと学資は別で用意するつもりだったので、困ってしまうということはありませんでしたが「どうせ学資に間に合わないんだったら、老後のために運用しておくほうがいいな」と感じたようです。こちらはまだ契約して2年だったため、解約して損をする金額は3万円ほどで済みそうでした。

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最終更新:7/11(木) 8:10
ファイナンシャルフィールド

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