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還付金詐欺、注意を 千葉市内で被害増加

7/11(木) 12:21配信

千葉日報オンライン

 千葉市で還付金詐欺の被害が増加している。市のまとめでは1~6月で19件あり、昨年同期比で12件の増加。市職員や銀行員を名乗った詐欺の予兆電話は今月も後を絶たず、市は注意を促している。

 同市中央区の元公務員男性(69)宅の電話が鳴ったのは今月3日午前10時半ごろ。市健康保険課の職員を名乗った男は「4月から医療保険制度が変わって、2万3千円余りの医療費が還付されることになった。6月末で申請は締め切ったが、救済措置がある」と切り出した。

 さらに「手続きは銀行で」などと言葉巧みに男性の取引先銀行を聞き出すと、数十分後に同銀行の行員と称する男から電話。この男は「手続きには特別な機械が必要」とJR蘇我駅近くの無人ATMに同日中に来るように要求したが、男性が「今日は難しい」と断ったところ、いきなり電話が切れたという。

 「還付金があるほど医療費を使っていない」と途中で詐欺に気付いた男性だが「市や銀行の名前を出されると、つい信じてしまう。還付金の額も現実的だった」と振り返った。

 市消費生活センターによると、今年上半期、市職員をかたった還付金詐欺の電話の相談は8件寄せられた。同センターは「氷山の一角だろう。市が還付金の電話をすることはないし、ATMで還付金が支払われることもない」と呼び掛けている。

最終更新:7/11(木) 12:21
千葉日報オンライン

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