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事故の教訓世界に、チェルノブイリを観光地化

7/11(木) 21:21配信

読売新聞オンライン

 【モスクワ=畑武尊】1986年の爆発事故で史上最悪の放射能汚染を引き起こしたウクライナ北部のチェルノブイリ原子力発電所周辺について、ゼレンスキー大統領は10日、事故の教訓を世界に伝えるための観光地化を進める大統領令に署名した。大統領府が発表した。

 ゼレンスキー氏は「チェルノブイリは地球上で唯一の場所だ。研究者や観光客に見せなければならない」と語った。観光客が原発周辺に近づきやすいよう道路や検問所を整備し、通信環境を向上させる。

 原発から半径30キロ圏内は居住禁止になっており許可がないと入れないが、この地域への観光客は近年増えている。インターファクス通信によると、昨年は7万人が訪れた。このうち90%が外国人だという。

 一方、原発の解体作業は続いており、この日、爆発した4号機を覆う鋼鉄製のシェルター内部のシステム稼働式典が行われた。廃炉の時期のめどは立っていない。

最終更新:7/12(金) 19:06
読売新聞オンライン

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