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(朝鮮日報日本語版) 輸出優遇除外:韓国野党議員「フッ化水素、北に密輸出したのは日本」

7/11(木) 23:10配信

朝鮮日報日本語版

 韓国国会の国防委員会に所属する河泰慶(ハ・テギョン)議員(野党「正しい未来党」)が11日「日本が北朝鮮に、フッ化水素(エッチングガス)など核兵器開発に使用可能な戦略物資を密輸出していた事実が確認された」と明らかにした。日本の安倍政権は、韓国が北朝鮮にフッ化水素を横流しした疑いがあるとして、韓国の戦略物資管理体制に対する不信を経済報復の理由に掲げているが、河泰慶議員の主張はこれに反撃した格好だ。

 河議員は同日、日本の非政府機関、安全保障貿易情報センター(CISTEC)の資料を公開し「最近、日本の一部で『韓国が核兵器に使われるフッ化水素を北朝鮮に密輸出した疑いがある』という話が展開されているが、日本側の資料には逆に『日本が北朝鮮にフッ化水素を密輸出して摘発された』と書いてある」と説明した。CISTECは、安保戦略物資の輸出管理に関する問題を研究・分析する日本の非政府機関だ。

 CISTECの「不正輸出事件の概要」と題する資料によると、日本では1996年から2013年にかけて30件以上の北朝鮮への不正輸出が摘発された。1996年1月には大阪港、同年2月には神戸港に入港した北朝鮮船舶に、それぞれフッ化ナトリウム50キロ、フッ化水素酸50キロが積み込まれた。これらは化学兵器「サリン」や神経ガスVXの原料となる物質だ。当時、北朝鮮船舶は「緊急支援用のコメ」を船積みするために入港していた。

 2003年4月には「核兵器開発に利用される懸念がある」という通知を受けたにもかかわらず、日本の民間企業が税関長の許可なくタイ経由で直流安定化電源3台を北朝鮮に不正に輸出した。また、08年1月にはミサイル運搬などに転用可能な大型タンクローリーを、釜山に輸出すると見せかけて北朝鮮に不正に輸出しようとしたケースがあった。01年には日本がマレーシアに密輸出した三次元測定器が、リビアの核関連施設で発見された。マレーシアに輸出された三次元測定器の一部がリビアに流れたとみられる。

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最終更新:7/12(金) 9:14
朝鮮日報日本語版

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