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扇子踊りにこだわり 滑川の女性同好会、龍宮まつりで披露

7/11(木) 22:35配信

北日本新聞

 滑川市の女性有志でつくる「新川古代神踊りを扇子で踊る同好会」は、「ふるさと龍宮まつり」の街流しに毎年参加しており、今年で10回目を迎える。簡略化された手踊りが一般的となる中、伝統的な扇子踊りの魅力を知ってもらおうと続けている。今年の街流しは、13日夕にあいの風とやま鉄道滑川駅前の大通りで行われる。会員は本番に向けて練習を重ねている。(滑川支局長・小幡雄也)

 新川古代神は滑川市に古くから伝わる郷土民謡で、踊りには「松明(たいまつ)」や「笠(かさ)」など使う道具によって複数の種類がある。

 「扇子」は主に女性による踊りの代表的な型だが、近年の街流しでは、参加する市民のほとんどが誰でも踊りやすい手踊りを披露している。

 同好会は2010年、この状況を寂しく思った現会長の千先まさ枝さん(71)=同市高塚=が仲間の女性らに呼び掛けて結成した。同年の街流しで初めて披露すると、他の参加者や見物客に好評だったため、その後も毎年続けている。

 現メンバーは小学3年生から70代までの女性23人で、6月下旬から北野公民館などで練習してきた。千先さんは「他の踊りより優雅に見えるし、踊り手側も楽しい。多くの人に見てほしい」と意気込む。

 同好会の長年の活動によって、扇子踊りの輪は少しずつ広がり、数年前からは、市内の中学生が従来の手踊りではなく、扇子や笠で踊るようになったという。千先さんは「今後も活動を続け、後世に受け継いでいきたい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:7/12(金) 11:27
北日本新聞

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