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小樽飲酒ひき逃げ4人死傷 13日で5年「どうしても忘れられない」飲酒運転根絶へ道半ば 北海道

7/12(金) 18:21配信

HBCニュース

北海道放送(株)

小樽で女性4人が死傷した飲酒ひき逃げ事件から13日で5年です。

5年前の7月13日、小樽のドリームビーチ近くで、海水浴帰りの女性4人が飲酒運転の車にひき逃げされ、3人が死亡、1人が大けがをしました。
飲酒運転していた男は、危険運転致死傷の罪で懲役22年の判決が下され、現在、服役中です。
1人娘の沙耶佳さんを奪われた原野和則さん。
腎臓がんの手術のため、自宅の岩見沢を離れ、札幌市内の病院に入院していました。

「今34歳になっている…例えば結婚して子どもを産んで…」(長女・沙耶佳さんを亡くした原野和則さん)

事件の判決が確定したおととしには、妻の悦子さんがくも膜下出血で倒れ、今も意識が戻っていません。

「もし娘がそういう事件に遭わなければ、今3人の家族がどういう風景だったんだと考えると、どうしてもあの事件のことが忘れられない」(原野和則さん)

小樽のドリームビーチでは、飲酒運転根絶に向けた取り組みが続いていました。

「ドライバーさん、必ずつけてください」

手渡されたのは「飲酒運転根絶」と書かれたリストバンドです。

「飲酒運転をしない、私はドライバーですよ、という印。私たちが指導する前に(客の)認識も高まっていると思う」(ドリームビーチ協同組合・深井静枝理事長)

海の家で作る協同組合では、おととしから有料のバーベキューエリアを設け、ドライバーに誓約書への署名を求めています。

「(飲酒運転)防止につながる、すごくいいことだと思う」(利用者)

規制により客足が遠のくことを覚悟しましたが、去年は前の年よりおよそ2万人多い7万人が来場するまでになりました。
事件当時、組合の理事長だった筒井弘子さんは、現在も組合の事務を務め、献花台の整備などにあたっています。

「飲酒運転根絶運動について決して忘れることなく、私自身の中で継続して、できることをやっていきたい」(ドリームビーチ協同組合・筒井弘子元理事長)

北海道放送(株)

最終更新:7/12(金) 18:21
HBCニュース

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