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「あの日を忘れない」北海道南西沖地震から26年 記憶をつなぐ地道な取り組み 北海道奥尻島

7/12(金) 19:23配信

北海道ニュースUHB

 北海道南西沖地震から、7月12日で26年です。

 津波被害で198人が亡くなった奥尻島では、当時の記憶を若い世代に継承する取り組みが、今も続けられています。

 「津波が来ます。児童の皆さんは近くにいる先生の指示に従って裏山に避難してください」

 奥尻島の青苗小学校では毎年、7月12日に避難訓練を実施しています。
 
 児童らはロープを伝って裏山の急斜面を上りました。

 児童:「つらかった~。上りは大変だったけど下りは楽しかった」

 26年前の7月12日、起きた北海道南西沖地震。高さ30メートルの津波が押し寄せた奥尻島では198人が犠牲となりました。

 その震災の記憶をどう若者たちに伝えていくのか。
 
 島の外から多くの留学生を受け入れている奥尻高校では毎年、夏に行うスキューバダイビングの授業で、こんな取り組みをしています。

 「緊急津波警報が発表されました」

 ダイビング中に津波警報が出たとの想定で、避難訓練です。

 前回の大津波は発生からわずか数分で島に到達したため一刻も早く非難する必要があるのです。

 奥尻高校3年・菅野速人くん:「南西沖地震のことをしっかり知ってもらって、島内で働くにしろ島外で働くにしろ、学んだことを他の人の役に立つよう伝えていきたい」

 また、奥尻高校では、専門家を招いて防災教室が開かれ、震災時に自分たちが何ができるのか討論が行われました。

 生徒:「積極的にボランティア活動をする」「逃げる時のサポート、高齢者をおぶってあげるとか…」

 いざという時に備え、震災の記憶をつなぐ地道な取り組みが奥尻島で続けられています。

UHB 北海道文化放送

最終更新:7/12(金) 21:08
北海道ニュースUHB

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