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F1イギリスFP1:ガスリー首位、フェルスタッペン3番手でレッドブル・ホンダは上々の滑り出し

7/12(金) 20:03配信

motorsport.com 日本版

 F1第10戦イギリスGPのフリー走行1回目が行われた。トップタイムを記録したのは、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーだった。

【リザルト】F1イギリスGPフリー走行1回目タイム結果

 シーズンもいよいよ折り返し地点へと向かう中で、後半戦の逆襲に向けてアップデートを投入するチーム、セットアップの方向性を変えようとするチームは多い。イギリスGPは各チームの開発拠点も近いということもあって、各車がセンサーやフロービズ(空気の流れを可視化する塗料)を使い、続々とインスタレーションラップに向かった。ほとんどのチームが開始5分以内にマシンをコースに送り込んだが、選手権をリードするメルセデスは一足遅れてコースインした。

 最初にタイム計測を行ったのはロバート・クビサ(ウイリアムズ)。1分34秒735というタイムを記録した。

 そんな中、ロマン・グロージャン(ハース)がピットレーン出口でまさかのスピン。ガードレールに接触しフロントウイングを失ったグロージャンは、そのままコースを1周してピットに戻る必要があったため、コース上にもパーツが飛散。バーチャルセーフティカーが発動された。

 開始から30分が過ぎ、1分29秒604を記録したバルテリ・ボッタス (メルセデス)がトップにつけた。なお、路面状況がまだ良くないのか、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、ランド・ノリス(マクラーレン)など、各所でスピンやコースオフをするドライバーが散見された。

 セッション残り時間が50分に近づく中、キミ・ライコネン(アルファロメオ)にマシントラブルが発生。ストレートでギヤを7速まで上げた際に異音が発生したため、ライコネンはターン7付近でマシンを止めた。これにより、セッションは赤旗中断となり、そのまま1セット目のタイヤ返却の時間を迎えた。

 トップのボッタスは赤旗が出される前に1分27秒832までタイムを上げた。そこにルイス・ハミルトン(メルセデス)が続き、マックス・フェルスタッペン、ガスリーのレッドブル勢というオーダー。フェラーリはこの時点でセバスチャン・ベッテルが6番手、シャルル・ルクレールが9番手となった。なお、上位陣ではメルセデス勢だけがミディアムタイヤを装着してタイムを残した。

 セッションは残すところ30分となり、各車2セット目のタイヤを投入してタイム計測に向かった。ソフトタイヤを履いたボッタスは自身のトップタイムを1分27秒629に更新し、フェラーリ勢が3番手、4番手に浮上した。

 このあたりからコース上空が徐々に暗くなっていき、ついには小雨が降り始めた。これによって各車はタイム計測を取り止め、ピットへと戻っていった。

 その後、メルセデスがインターミディエイトタイヤを履いてコースイン。1周だけ走行した後、再びソフトタイヤに履き替えてコースに戻った。その後フェラーリやカルロス・サインツJr.(マクラーレン)もこれに追従した。そしてこの雨は通り雨だったようで、サーキットはまた明るくなり始めた。

 セッション終盤、レッドブルの2台がアタックに入った。フェルスタッペンが1分28秒009で2番手タイムを記録すると、ガスリーがさらにそれを上回るタイムをマーク。トップのボッタスに0.086秒差の2番手に飛び込んだ。さらにガスリーは続くアタックで、全セクターで全体ベストを更新する走りを見せ、1分27秒173をマークしてトップに立った。

 このままセッションは終了。ガスリーは第4戦アゼルバイジャンGPの予選Q1(燃料流量違反でタイム抹消)以来のセッショントップタイムを記録した。フェルスタッペンも3番手に入り、前戦優勝のレッドブル・ホンダ、そして苦戦が続いていたガスリーにとって幸先の良い滑り出しとなった。

 メルセデス勢はボッタスが2番手、ハミルトンが4番手。フェラーリ勢が5番手、6番手につけた。中団勢トップにはルノーが入り、ニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ダニエル・リカルドが8番手のタイムを記録した。トロロッソ・ホンダはソフトタイヤで周回を重ね、アレクサンダー・アルボンが9番手、ダニール・クビアトが13番手だった。

戎井健一郎

最終更新:7/12(金) 20:57
motorsport.com 日本版

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