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「孫は男を何百人も連れ込んでいる」認知症のばーちゃんなぜ訴えた?〈介護の裏技〉

7/12(金) 7:01配信

なかまぁる

青山ゆずこです! 祖父母がそろって認知症になり、ヤングケアラーとして7年間介護しました。壮絶な日々も独学の“ゆずこ流介護”で乗り切ったけれど、今思えばあれでよかったのか……? 専門家に解説してもらいました!

「孫は毎晩男を何百人も連れ込んでいるんだよ」モテモテ孫のパーティーライフ

ありもしない架空の出来事を、まるで実際に体験したように周囲に言いふらしてしまうのも認知症の症状の一つです。しかも本人は「自分が見た、聞いた」と本当に思い込んでいるので、描写ももの凄く細かくて生々しい……。

ある日ふと、ばーちゃんが誰かに電話をかけている声が聞こえたので、なんとなくその会話を聞いてみました。すると、
「まったく、ゆずこは男の人を毎日“何百人も”部屋に連れ込んで、こっちは迷惑しているんだよ!」
「一晩中もの凄い音量で音楽をかけて、舞を舞っているんだ」
「注意してもまったくやめてくれないし、もう出て行ってほしいよ……」と、悩み相談をしているではありませんか。

しかも家族や親戚中に電話をかけまくり、孫の男遊びの激しさを訴えかけている。実際は、ばーちゃんが不定期で暴れることもあり、家に気軽に人を呼べる環境ではありません。
それに孫の趣味は、ビールを飲みながら燻製を作ったり、一人で静かにネット上でチェスや将棋をすること。最高です。

親戚中に電話で告白「本気でモテない、どうしよう」

このままでは、「男遊びが激しい孫」というあらぬ疑いがかかってしまうので、ばーちゃんが電話をかけるより先に、親戚中に現状を説明してみました。「妄想がひどくて、多分近いうちにこんな内容の電話がいくと思うけど、信じないでね」と先に伝えます。この作戦のおかげであらぬ疑いをかけられることはなかったのですが、何人かの親戚からは、
「大丈夫、説明されなくてもゆずこがモテないのは知ってるから」
「あんたがそんなにモテるわけないじゃん(笑)」と、何とも辛辣な言葉が……。
 
そして次に、どれほど効果があるか分かりませんが、ばーちゃんに“孫のモテない現状”について説明してみました。クリスマスや自分の誕生日も部屋にこもって仕事をし、増えていく体重をグラフ化して見せたり。

すると、それまで攻撃的だった口調が穏やかになり、話し合いの最後にはなぜか、
「ゆずこ、大丈夫。女は愛嬌だよ」と慰められました。それからは電話攻撃もピタリとなくなり……でもなぜでしょうか。結果オーライなのに、涙で前が見えません。

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最終更新:7/12(金) 7:01
なかまぁる

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