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【ニュース企画】選挙に行くとおトクに!?「投票済証」でサービスいろいろ 船上バーにラーメンも・・・デザインも様々 話題のあの武将も

7/12(金) 18:39配信

メ〜テレ(名古屋テレビ)

 選挙で投票を済ませると交付される「投票済証」。自治体ごとにデザインが違ったり、持っていればお得なサービスが受けられたり……。様々な側面を取材しました。

船上バーでドリンク無料!?

 名古屋の中心を流れる堀川から街並みを楽しめる船上ダイニング&バー「#トラプロ」。参院選の投開票翌日の7月22日以降に「投票済証」を見せるなど、投票したことを証明すれば、ビールやカクテル、ジュースなど、700円までのドリンク1杯が無料に!(8月1日まで、月曜~木曜のみ)その名も「センキョ割」。客の反応は――?

 「めっちゃいい」(男性客)
 「センキョ割を知れば投票に行く人は絶対増えるだろうと思います」(女性客)

 「政治に『無関心』な人はいても、『無関係』な人はいない。こういうイベント、サービスがきっかけでもいい。まず選挙がある。投票しにいく。そういう流れができることが必要」(#トラプロ 小川高史さん)

参院選 40都道府県の店で「センキョ割」 ラーメン店でもサービス

 学生ボランティアらが中心となり全国に広がる「センキョ割」。今回の参院選では、40都道府県の店舗でお得なサービスが受けられます。東海3県では飲食店、ヘアサロンなど8市の約100店が参加しました。

 ラーメン店の「一風堂」と「SHIROMARU BASE」の国内93店舗は7月21~31日、ラーメン注文時に投票済証を見せると「替玉1玉」か「半熟塩玉子1個」が無料になります。

個性派デザインの投票済証も

 投票した後に受け取れる「投票済証」は、住んでいる地域によって形式やデザインが違います。シンプルなものもあれば、「個性派」も。

 愛知県岡崎市は裏面に地元出身のイラストレーター・内藤ルネさんのイラストが。

 岐阜県可児市の投票済証には、人気漫画家 宮下英樹さんが描いた地元ゆかりの戦国武将・明智光秀があしらわれています。最近では、投票済証を写真に撮ってSNSに投稿する人も多く、「選挙啓発」にも一役買っています。

投票済証が発行されない自治体も

 投票済証はどの地域でも手に入るわけではありません。総務省によると、2017年の衆院選で「投票済証」を交付していたのは全国1741の市区町村の約55%で、40%以上の自治体は交付していません。

 法律や選挙事情に詳しい朝日大学法学部・大野正博学部長は、これについて「投票済証は法的な根拠に基づいて発行しているものではなく、自治体の選挙管理委員会の判断で発行している」と話します。
 また、大野学部長は、特定の団体が「投票済証」の回収を呼びかけ、投票したかどうかを確認するために使うケースも考えられるとし、「日本国憲法が保障する『投票の秘密』について、広い意味で抵触する可能性があるのではないかという危惧がある」と指摘します。
 この他、投票済証の使い方によっては利益誘導や買収につながりかねないという見方などもあるといいます。

「廃止」求める陳情も

 一部の自治体では、議会に廃止を求める陳情が出される動きもみられます。また、大阪市ではかつて投票済証が発行されていましたが、経費削減を理由に廃止されました。

 「若者の投票率を上げるきっかけとしては 非常に良い。ただ、過剰になりすぎると違う問題が発生する。慎重に議論すべき部分がある」(朝日大学法学部・大野正博学部長)

 (7月11日(木)午後3時46分放送 メ~テレ『アップ!』より)

最終更新:7/12(金) 18:56
メ〜テレ(名古屋テレビ)

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