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国際結婚で数年後に夫の国へ移住、外貨預金を始めるべき?

7/12(金) 18:33配信

MONEY PLUS

移住先の資産運用の税制について知る

いずれの国に暮らす場合でも、できるだけ効率よく、かつ、お得な運用方法を考えていきたいところです。

海外でも住宅購入資金や老後資金の運用には、税金の繰延等、いわゆる税制優遇が適用される運用方法があります。移住先にどのような制度があるのかも、あらかじめ抑えておきましょう。

このような金融商品は、日本に限らず毎月の積立額および年間の積立限度額が決められており、概ね給与から天引きされることがほとんどです。マイホームの購入を考えているとのことですので、夫の転職先ではどのような制度を導入しているのか(まだわからないと思いますが)を知ってから、移住先での運用方法を選んでいくと無駄がありません。

海外の学資保険や医療保険等には、日本に比べて利回りの良いものや内容が充実している商品が多くありますので調べておくと良いですね。

なお、加入済みの日本の生命保険は移住しても利用できます。加入している保険会社には海外デスクがあるのか、海外在住者にはどのような対応をしてくれるのかを、併せて確認しておくと良いでしょう。

移住先の国で口座を開設し、外貨での運用も検討を

毎月の支出の内訳を拝見しましたが、特に無駄遣いをしている様子は見当たりません。このままの状態をキープしてくださいね。

日本でこのまま暮らすのであれば、将来に備えてリスク性のある投資信託等の運用をアドバイスしていきたいところなのですが、4~5年後には移住されるとのこと。今の段階で、元本の保証されないリスク性のある金融商品での運用は、あまりお勧めしません。しかしながら、リスクのない金融商品というのはありません。将来を見据え現地でも役立てられるように、外貨での運用を検討してみてください。

移住先の国にもよりますが、同じ通貨であっても、日本と現地での金利は大きく違いがありますし、商品のバリエーションも違ってきます。移住が決まっているのですから、今から移住先の国で口座を開設し、日本に住んでいる間は現地の普通預金や定期預金や国債等で運用すると良いですね。現地へは日本から送金する方法もありますし、金額にもよりますが里帰りのタイミングでお金を持って行くのもアリです。

その国の銀行が日本に支店を開設しているのなら、移住のタイミングで現地の支店に移管できる場合もあります。これが可能であれば為替手数料は掛かるものの現地での面倒な手続きを省くことに役立ちます。

その他、米ドル等に分散しておくのもお勧めです。米ドルは、いずれの国においても強い通貨ですし、日本円と米ドルは相反関係にあり、リスクヘッジにも繋がりますよ。とはいえ、すべてのお金を外貨にしてしまうのはリスクが高くなります。現状、日本円として1/3を残し、その他は外貨に振り分けて運用してみてください。

飯田道子(ファイナンシャルプランナー)

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最終更新:7/12(金) 18:33
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