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内戦中は人を食った!? 娼婦として日銭を稼ぐリベリア元少女兵は今何を食べるのか

7/12(金) 21:10配信

テレ東プラス

内戦とエボラの悲劇を乗り越え...リベリア共和国のヤバい飯

食うことすなわち生きること。食の現場に全てが凝縮されている。ヤバい人たちのヤバい飯を通して、ヤバい世界のリアルを見る。今回は「アフリカ元少女兵に密着」を振り返る。

内戦とエボラの悲劇を乗り越え...リベリア共和国のヤバい飯

度重なる内戦で首都が荒廃したリベリア共和国は、西アフリカに位置する小国。アメリカから解放されアフリカに戻った黒人奴隷が建国した国で、公用語は英語。年間の日本人渡航者(民間)は、ほぼゼロに近い。

まずはリベリア最大の市場へ、食べ物を探しに行った。

様々な食材が並ぶ活気あふれる市場。香ばしい匂いにつられて行ってみると、子供が焼き鳥のような串焼きの肉を売っている。

「牛串焼き」1本は、10リベリアドル(約10円)。取材ディレクターも「うま!」とうなった隠し味はピーナッツバター。他にも、タツノオトシゴの一種「パイプフィッシュの燻製」や、「カタツムリ」など、日本ではあまり見かけない食材が並ぶ。

そんな中、日本国旗とともに、「NOT FOR SALE」(非売品)と記載された包みを発見。日本からの支援物資「離乳食用トウモロコシの粉」1袋1.5kgが400リベリアドル(約400円)で売られていた。

店員は悪びれることなく、こう答える。
「タダで送ってくれたものを転売しているんだ。俺たちが食べる為に送ってくれてるけどね」

グルメリポート1 日本の支援物資横流し飯

日本からの支援物資はどのようにして食べられているのか。一般家庭で見せてもらった。

まずは魚を素揚げに。玉ねぎ・唐辛子をすりつぶしたものに、トマトピューレ、塩こしょうを加えてまぜ、魚を素揚げした油に投入してソースを作る。

続いて、日本からの横流しトウモロコシ粉を煮てコーンポータジュに。そこに先ほどの魚とソースをかけて「コーンポータジュ&フライドフィッシュ」の完成! 味は「クリームシチューとトマトシチューを合わせたような味で美味しい」と取材ディレクター。

ここでの暮らしを聞いてみると、今はいいが「最初はハッピーじゃなかった」と母親。エボラ出血熱で夫を亡くし、唯一残された雑貨店を営みながら家族を支えていたのだ。

食事をきれいに平らげた子供に「お腹いっぱい?」と尋ねると、「いっぱい」と微笑んだ。日本の救援物資は市場で売られ、父親を失った家族の空腹を満たしていた。

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最終更新:7/12(金) 21:10
テレ東プラス

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