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2年8カ月ぶりトンネル工事に着手 JR博多駅前の道路陥没現場

7/12(金) 11:38配信

西日本新聞

 2016年11月に大規模な陥没事故が起きた福岡市のJR博多駅前の道路地下で、市は12日午前、市営地下鉄七隈線延伸のためのトンネル掘削工事を再開した。完了まで約3カ月を見込む。他の区間の掘削や線路敷設などを経て、延伸区間(天神南-博多、1・4キロ)の開業は22年度を予定している。市交通局は「事故防止に万全を期して安全に進める」としている。

【地図】掘削工事を再開した陥没現場

 掘削に再び着手するのは事故以来2年8カ月ぶり。現場の市道「はかた駅前通り」では同日午前、普段通り車や歩行者が通っていた。掘削中に交通規制を行う予定はない。通勤で毎日歩く福岡県筑紫野市の40代パート女性は掘削再開を知り「また陥没が起きないか、ちょっと不安」と話した。

 現場ではこれまで、硬い人工岩盤を造る地盤改良や、トンネル内の水抜き・土砂撤去を実施。水抜きは完了し、土砂も約9割を取り除いた。再掘削に当たり、事故前よりもこまめにコンクリートを吹きつけたり、地下水の計測箇所を増やしたりして再陥没を防ぐ。

 事故はトンネル掘削中の16年11月8日早朝に発生。幅27メートル、長さ30メートル、深さ15メートルにわたり道路が陥没した。死傷者はいなかった。延伸区間開業時期は当初より2年遅れの22年度になった。

西日本新聞社

最終更新:7/12(金) 11:38
西日本新聞

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