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ハ・テギョン議員「北朝鮮にフッ化水素を密輸出した国は日本」

7/12(金) 8:04配信

ハンギョレ新聞

「核開発・生物化学兵器に活用可能な戦略物資を含む」 「日本は直ちに不当な輸出規制を撤回せよ」

 日本が、韓国政府がフッ化水素を北朝鮮に搬出したという疑惑を提起したなか、逆に日本から核開発・生物化学兵器に使われうる戦略物資が密輸出されたという主張が出てきた。

 国会国防委員会所属のハ・テギョン正しい未来党議員は、日本の安全保障貿易情報センター(CISTEC)から入手した「不正輸出事件概要」資料を分析した結果、日本で1996年から2013年までの17年間に、30件を超える対北朝鮮密輸出事件が発生したと11日明らかにした。この中には、核開発・生物化学兵器に活用されうる戦略物資が含まれていると主張した。

 ハ議員が公開した資料には、日本企業が1996年1月に大阪港に入港中だった北朝鮮船舶にフッ化ナトリウム50キロを、2月には神戸に入港中だった北朝鮮船舶にフッ化水素酸50キロをそれぞれ輸出託送品として船積みし、北朝鮮に不法輸出したという内容が出ている。「フッ化水素酸とフッ化ナトリウムは、化学・生物兵器の原材料および製造設備等の輸出規制であるオーストラリア・グループの規制対象であり、サリンの原料にもなる。また、「北朝鮮に緊急支援米を送るための北朝鮮船籍の貨物船を利用した不正輸出だった」との説明も付け加えられている。また、経済産業相から核兵器などの開発の恐れがあるとし、北朝鮮に輸出するには輸出申請をしなければならないという通知を受けても、2003年4月には直流安定化電源3台をタイを経由して北朝鮮に不法輸出したなどの内容も含まれている。

 ハ議員はこの日、国会で開かれた記者会見で「目糞鼻糞を笑うというようなものだ」とし、「日本は感情的な対応を自制すべきであり、ごり押し主張をすればするほど国際社会から孤立するだろう。日本は直ちに不当な輸出規制を撤回せよ」と声を高めた。

 日本の安全保障貿易情報センターは、1989年に設立され安保戦略物資の輸出統制を研究・分析する日本唯一の非政府機関だ。

チャン・ナレ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7/12(金) 8:04
ハンギョレ新聞

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