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中国は今後1世紀にわたり最大の脅威の可能性-ミリー次期米統参議長

7/12(金) 10:56配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): トランプ米大統領が次期統合参謀本部議長に指名したマーク・ミリー陸軍参謀総長は11日、米国による中東での戦争を観察することで中国はより効率的な戦闘の仕方を学習したと指摘。今後1世紀にわたり米軍にとって「最大の脅威」になる可能性があるとの見方を示した。

ミリー氏は上院軍事委員会の指名公聴会での質疑応答で、「中国はわれわれを研究するため学校に通った」と表現。「第1次、第2次湾岸戦争でわれわれを非常に詳しく観察した。中国はわれわれの能力を見て多くの点でそれを再現。教義や組織構造の多くを採用した」と証言した。

米国の現在の国防戦略において、中国やロシアからの高まる脅威が対テロ戦争に代わり最優先課題として挙げられている。世界2位の経済大国である中国は軍事能力に巨費を投じ、アジア太平洋を中心とする第2次世界大戦後の米国の優位に挑戦しようとしている。

米国は今月、中国が南シナ海で対艦ミサイル発射実験を行ったと非難。貿易協議が再開する中で両国の戦略的な緊張が続いていることを浮き彫りにした。

ミリー氏は「中国が宇宙と空中、サイバー、海上、陸上」で極めて急速に軍を強化している」と指摘。「中国を中心に他国との相対的な優位性を失わないよう」にする必要があると述べた。

ただ、「中国は敵ではない。この点ははっきりさせておきたい。中国は対抗相手だ」とも話した。

原題:China Poses Top Threat for Decades Ahead, Top U.S. General Says(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Glen Carey, Anthony Capaccio

最終更新:7/12(金) 10:56
Bloomberg

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