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英レキットが米当局と和解、14億ドル支払い-オピオイド依存症薬巡り

7/12(金) 11:24配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 英レキットベンキーザー・グループは11日、元子会社インディビオールのオピオイド依存症治療薬の販売・マーケティングを巡る米政府の調査を決着させるため、最大14億ドル(約1500億円)を支払うことに同意したと発表した。

米政府は毎年多数の死者を出しているオピオイド中毒のまん延がどのように制御できなくなったか、また対策として販売された商品が危機をどう悪化させたか調査している。検察当局はインディビオールがオピオイド依存症の治療に使われる「サボキソン」(ブプレノルフィン)のマーケティングで、その危険性について医師を欺いたと主張していた。

レキットは和解によって「調査継続に伴うコストや不透明性、混乱」を回避できると説明した。自社の不正行為は認めていない。9月1日付で最高経営責任者(CEO)に就任するラックスマン・ナラシマン氏も、過去の問題を引きずらずに済む。

11日のロンドン市場でレキットの株価は発表を受けて一時3.3%上昇。インディビオールも一時41%高を付けた。同社は上期のサボキソンの市場シェアが予想を上回ったことを理由に通期の売上高と利益見通しを上方修正した。

米連邦大陪審がインディビオールを起訴した4月に両社の株価は急落していた。司法省の当時の発表によると、インディビオールはサボキソンが競合品より安全性が高く、中毒化の可能性も低いと受け止められるよう医療関係者や医療プログラム担当の政府機関を欺いたとされる。

原題:Reckitt to Pay $1.4 Billion to End U.S. Opioid Treatment Probe(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Marthe Fourcade, Thomas Buckley

最終更新:7/12(金) 11:24
Bloomberg

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