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闇営業、契約書なし、安いギャラ、宮迫の今後…吉本・大﨑会長が答えた60分

7/13(土) 6:01配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

振り込め詐欺グループの宴会に参加して金を受け取ったとして、「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんや「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんらが謹慎処分を受けた「闇営業」をめぐる問題。

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吉本興業ホールディングスの大﨑洋会長が、Business Insider Japanの取材に応じた。

吉本興業としての反社会的勢力(反社)対策、今後の対応、芸人のギャラ問題など、一連の問題で浮上した、大手芸能事務所が抱える“歪み”について、自らの考えを語った。

大﨑会長は取材の中で、反社のパーティーで金を受け取った芸人たちについて、「芸人という立場にかかわらず、人として、お年寄りをだましたおカネの分け前をもらっていたというのは、まったくだめだ」と述べている。

Business Insider Japan(BI):『FRIDAY』の記事で、宮迫さんらの「闇営業」が明るみに出ました。会社としてどう対応してきましたか。

大﨑会長(大﨑):反社とのパーティーに出たんじゃないかという情報を入手したとき、そういうところに出たのか、記憶にあるのか、そもそも反社なのか反社でないのか、反社だとしてもどういう反社なのかということを調べないといけない。第一報が入ったときに、すぐに社内で情報を共有し、警察に相談をし、該当者を呼び、ヒアリングを開始しました。

警察からの回答を待って、ヒアリングを重ねました。1回ですべてを話してくれたわけではなかったので、ヒアリングを毎日続け、裏取りをしてという作業を繰り返しました。

その中で、カラテカの入江慎也については、反社とのつながりが決定的であると判断して6月4日に契約を解除しました。

いまもまだ、参加した芸人たちとのやり取りは、毎日のように繰り返しています。

「ぼくは自由と信頼を吉本のモノサシとしたい」

BI:『FRIDAY』が続報として金銭授受を報じるまで、会社として事実を明らかにしませんでした。そのことが結果として傷を深めたとも言えます。

大﨑:(宮迫)本人が「うん」と言わなかった。自社のタレントが嘘をついていたとは言わなかっただけの話だが、事実としてはそういうことです。5年も前のことで、記憶が薄れていたということもあったかもしれない。

ヒアリングが1回で済んで、事実が全てわかればすぐに出したが、精一杯やった結果です。

BI:宮迫さんの今後はどうなるのでしょうか。

大﨑:本人がいま考えていて、彼の人生でもあるので、意思表示をしてくれるでしょう。週明けかそのぐらいには決めるつもりでいます。

BI:謹慎処分を発表した際のプレスリリースの宮迫さんのコメントに、批判が集中しました。スポンサーに謝罪する前に、振り込め詐欺の被害者に謝罪すべきだろうと。事務所としてチェックはできなかったのでしょうか。

大﨑:個人がそれぞれ自由に発信するのが、芸人のそのものです。そこを制約するのは、吉本らしくない。コントロールするのは、逆に問題があるのではと思っています。

もちろん前提となる理解が間違っている芸人のコメントについて、どこまで修正していくかという問題はあるけれど、ぼくは基本的には個人の責任で、堂々と発言すればいいと思っています。

そのぐらいの信頼関係はマネージャーや会社と芸人の間にはあると思っています。

ものをつくる人たちが、より自由な環境で、いろんなモノをつくったり、アイデアやネタをつくったりしてほしい。ぼくは自由と信頼を吉本のモノサシにしたい。

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最終更新:7/13(土) 18:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

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