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蔡英文総統、米コロンビア大で講演 台湾の民主主義をアピール

7/13(土) 14:01配信

中央社フォーカス台湾

(ニューヨーク 13日 中央社)蔡英文総統は12日、外遊の経由地として立ち寄った米ニューヨークにあるコロンビア大学で、台湾の民主化をテーマに講演した。蔡総統は、現在、世界の自由が空前の脅威にさらされていると警鐘を鳴らし、民主主義は人類の最も尊い資産で、どのような代償を払ってでも守るべきと訴えた。

「今日は、中国大陸沿岸の小島がいかにして世界に誇る民主化モデルとなったのかを語りに来ました」と切り出した蔡総統。先進的な価値観は東アジアに定着しないとされてきたとしつつも、「今日私は、台湾初の女性総統として皆さんの前に立っています。そして今年、台湾は同性婚を合法化したアジア初の国にもなりました」と述べると、会場からは熱烈な拍手が沸き起こった。

民主国家が直面する脅威については、香港で先月発生した大規模デモを例に挙げ、北京当局への抗議活動を続ける若者たちの側に立つ台湾の決意を表明。中国が香港で実施した「一国二制度」は、独裁と民主が共存できないことを世界にはっきり示したと述べた。

その上で、両岸(台湾と中国)間の文化、政治における相違は日に日に拡大していると指摘。台湾は言論の自由と人権、法の支配を選ぶたびに独裁から遠ざかるとした上で、独裁政治を経験したからこそ、自由、民主主義をうたう現在の台湾はこれまでにも増して国際社会の支持が必要だと訴えた。

蔡総統は今回、外交関係を結ぶハイチ、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント・グレナディーン、セントルシアの4カ国を11日~22日の日程で訪問。帰路は米デンバーに立ち寄る予定。

(尹俊傑/編集:塚越西穂)

最終更新:7/13(土) 14:01
中央社フォーカス台湾

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