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今買うか待つか、AMDユーザーの新たな悩み

7/13(土) 12:05配信

ITmedia PC USER

 第3世代RyzenとAMD X570搭載マザーボードの売れ行きは、1週間を通してすこぶる好調を維持している。そんな中で、複数のショップからは高クロックなDDR4メモリ、特にDDR4-3600以上の品薄ぶりを心配する声が出てきている。

【写真】Intel製CPUにも特価が

「for AMDを待ちたいが値上がりや供給不足リスクが不安」という状況

 パソコンSHOPアークは「新しいプラットフォームはハイエンドから売れることが多いので、その組み合わせで高クロックで動作するメモリに人気が集まるのはいつもの流れです。ただ、今回は買い控えと買い急ぎが混在しているような何とも複雑な空気になっています」と語る。

 買い控え側の主な理由は、オーバークロック(OC)メモリの相性問題だ。同店は「これまでの経験から、AMDはメモリの相性問題が起きやすいと警戒している人は少なくないです。DDR4-3200以下のネイティブなメモリなら問題ないですが、Intel用に最適化されたOCタイプはまともに動かないことがザラにありますから。しばらくしたら、“for AMD”をうたうOCメモリが出てくるはずなので、それを待つという空気はありますね」という。

 一方で、買い急ぎの理由は国際情勢が関係しているようだ。別のショップは「日韓関係の情勢からサムスンやHynixなどの韓国企業系のメモリが入りにくくなるのでは……と不安視する空気が高まっています。するとメモリ全体で供給不足になったり、それにともなって値上がりしたりといった動きが起きかねない。だから早めに買っておこう、と。今週に入ってからそういう人は確かに増えています」と明かす。

 こういった不安視に対して、「“for AMD”が出るまでにそこまで大きなストップはないんじゃないか」「仮に供給不足になっても、中華系メモリもあるから値上がりはない」などの見方もあるが、街に動揺が広がっているのは確かなようだ。今後の空気感の変化も注視していきたい。

50周年Ryzen 7 2700Xが2万9970円!

 今週末のセールでは、普段以上にCPUの特価が目立っている。

 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店では、通常売価5万8298円(税込み、以下同)の「Core i9-9900KF」と4万6418円の「Core i7-9700KF」が3連休限定で5400円引きとなる。また、50周年記念の「Ryzen 7 2700X」も2万9970円に値下げしており、通常モデルの2万9678円とほとんど価格差がなくなっているのも見どころだ。

 同店は「やっぱりRyzen 3000シリーズの売れ行きがすごいですからね。他のモデルも注目してもらえたら」と話していた。

 逆に、これまでと同じように低価格化で目立っているのがSSDだ。テクノハウス東映では、SUNEASTの2.5インチSATA SSD「SE800」シリーズの1TBモデルが9800円で売られている。先週はグリーンハウス「GH-SSDR2S」シリーズの960GBモデルが9600円に値下がりしたが、容量単価ではさらに安い値付けとなっている。

 同店も「1GBあたり10円を割り込んだということで、引きが強そうです」と自信をみせる。

ITmedia PC USER

最終更新:7/13(土) 12:05
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