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氷川きよし、20周年記念武道館で“限界突破”の3時間超43曲「人間・氷川きよしとしての想いも歌っていきたい」」

7/13(土) 8:40配信

デビュー

 歌手・氷川きよし(41)が12日、東京・日本武道館で『氷川きよし デビュー20周年記念コンサート~龍翔鳳舞~』を開催。「年の数だけ歌いたい」と自ら企画した氷川は、3時間10分にわたって王道演歌からロック調、ラテン調など全42曲とダブルアンコールの1曲の計43曲を歌い上げた。

【写真】黄金の龍とともに登場した氷川きよし。

 5周年・10周年・15周年コンサートに続いて、自身4回目となる日本武道館公演。今年は11日夜、12日昼夜の2日間3公演で計2万4000人を動員し、全国各地から訪れたファンが会場を埋め尽くした。

 冒頭、龍が天に昇っていく映像が流れるとステージ後方の扉が開き、黄金の龍をまとった氷川が登場。そのまま5メートルの高さへとせり上がり、20メートルもある“竜の尾”をマントのようにはためかせながら、この記念公演のタイトルにもなっている未発表曲「龍翔鳳舞」で幕を開けた。続いてこちらも未発表曲「それぞれの花のように」を真っ赤な花の衣装で、さらに、2002年8月にリリースした「星空の秋子」などを次々と披露していった。

 9曲を歌い終えたところで「お足元の悪い中、皆さん、今日はようこそ20周年コンサートにお越しくださいました。皆さんのおかげでデビューから20年。自分一人の力では何もできなかったんですけど、今日お越しの皆さん、全国のファンの皆さん、スタッフの皆さんに支えていただいて、今日の日を迎えています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と感謝を伝えた。

 続いて、「どういう構成にしようかと悩んだんですが、今日は年の数だけ歌いたいと思いまして。9月6日で42歳になりますので、今回の武道館では42曲歌いたいと思います。皆さんトイレとか大丈夫?」と笑いを取りつつ、「今回は“七色の氷川きよし”を表現したいと思いまして、演歌はもちろんですけど、さまざまなタイプの曲が登場します。全曲オリジナル曲です。(42曲)完唱したいと思いますので、よろしくお願いします」とライブのテーマ、構成を発表し、大きな歓声があがった。

 このMCのとおり、2000年2月にリリースしたデビュー曲「箱根八里の半次郎」に代表する股旅ものなどの王道演歌はもちろん、「男花」などのロック演歌、「情熱のマリアッチ」などのラテン歌謡などジャンルレスに歌唱。フジテレビ系アニメ『ドラゴンボール超』のオープニングテーマとしてVロックのきよしが世界中で話題となった「限界突破×サバイバー」では、高さ4メートルのクレーンに乗ってヘッドバンギングも披露。楽曲の雰囲気に合わせて衣装も10パターン着用し、“七色の氷川きよし”を体現した。

 これまでリリースしてきたミュージックビデオをダイジェストや受賞歴などを映像で紹介しながら、「40代になって、自分の人生を皆さんに歌でお伝えしたいなと思っています。人間・氷川きよしとしての思いもこれからたくさん歌っていきたい」とこれからの作品に対する思いも語った。

 その一方で、「20周年を迎えて、ますます大好きな歌をたくさん歌っていきたいです。自分は作品をいただいた時に、詞をしっかり読むんですね。自分の心と身体を通して、これは氷川きよしが歌うべきものなのかを自分で判断して、自分の口から発して皆さんにお贈りしたいという思いがあるんです。詞を読むときに『この言葉を伝えたいな』とか、『この言葉を多くの方の耳に届けたいな』となるんです。これからも自分の人生を、この命を懸けて、伝えていけるものを伝えて、この人生を全うしたいと思っています」と歌の道に対する真剣な思いを観客に伝えた。

 クライマックスには、「41歳の氷川きよしの心情を歌った作品」と本人が言う「冬のペガサス」に続き、最新アルバム『新・演歌名曲コレクション9 -大丈夫/最上の船頭-』収録曲で「幼少期の自分にこんな言葉をかけてあげたかった」という思いで制作された「メトロノーム」を歌い上げると、感極まったのか目には光るものが。少し気持ちを落ち着けて、最後はGReeeeN提供の「碧(あお)し」を熱唱した。

 アンコールでは、未発表曲の「あなたがいるから」を天使の衣装で、高さ4メートルの空中ブランコの上から歌い上げ、さらに「最後ははしゃいで終わりましょう!」とダブルアンコールにも応え、この日、2度目の「大丈夫」を観客と共に歌い上げ会場が一つに。42歳にちなんだ42曲に「未来につながる1曲」を加えて全43曲を披露し、大団円を迎えた。

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最終更新:7/13(土) 8:40
デビュー

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