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間野教授に池田氏が異議を唱えた理由 「名前貸しだけの役職はスポーツ組織運営の害でしかない」

7/13(土) 10:04配信

VICTORY

プロ野球・横浜DeNAベイスターズ初代球団社長で、現在は一般社団法人さいたまスポーツコミッション(SSC)会長を務める池田純氏は、とある地域で行われた地域活性化を主題としたフォーラムで、早稲田大学・間野義之教授から思わぬ“ジャブ”を受けた。

「池田さん、僕が知っているだけで3つ辞めたよね」

ベイスターズの球団社長を2016年10月に退任後、池田氏はスポーツに関わる役職として日本ラグビー協会特任理事、明治大学学長特任補佐、スポーツ庁参与、Jリーグ特任理事などを務めてきたが、現在はその全てについて任期満了を含めて退任している。

「肩書き」を保ったり、得たりする環境があっても、あえて自分の意思で「名義貸しのような役職を今年で全て辞めさせてもらった」と池田氏は説明する。間野教授は、日本のスポーツ界が「モノ言う人物」にとって活躍しにくい現状を表そうと発言したとみられるが、フォーラム後に池田氏を直撃すると「他人には表面的に理解されるものですね。すでに公然にしてることなんだけどなあ・・・」と「辞めた」という言葉だけが一人歩きしている状況を受け、その真相を明かした。

「愚かでした」

池田氏は、驚きの言葉で切り出した。

「やはり、人は必ず失敗をするものですね。私の失敗は、関わるべきではない世界に関わってしまったこと。その相手を見抜くことができなかった私は本当に愚かだった。横浜DeNAベイスターズの社長を辞めた後、いろいろな世界に頼まれて関わって、それがよく分かりました。『組織を変えてください』とお願いされたので、その努力をしようとしたら、最初の約束が平気で変わる。地位、肩書きが欲しいのならいくらでも手に入ります。でも、そんなものが欲しいわけでない。やはり本質的に、合理的に、ストレートに発言し、是々非々で物事を判断する世界を私は好みます。私の役割は、なかなか前に進まない状況に陥った組織、業界に非連続的成長をもたらすこと。それができない、実は必要とされていないなら、私は不必要です。人にはそれぞれ役割があります。その役割が全うできないなら、肩書きや地位にしがみついていても、私にとっての時間の無駄になるし、その方がお互いにとっていいと思っています」

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最終更新:7/13(土) 10:04
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