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「自己破産の可能性は誰にでもある」リボ払い、ツケ払い、銀行カードローン…無意識の”借金”に要注意

7/13(土) 10:05配信

AbemaTIMES

 借金なんて自分には関係ない、そう考えている方も多いのではないだろうか。街で聞いてみても、「してない」「これからもする予定は絶対ない」等、自分は借金とは無縁の生活を送っているという人がほとんどだった。

 そもそも借金とは、一般的に銀行や消費者金融からお金を借りること。金融庁によれれば、金融機関などから借り入れをしているのは17~8人に1人ほどというが、毎月定額で支払う「リボ払い」、いわゆる「ツケ払い」「後払い」にまで範囲を広げると、ほとんどの人に“借金“の経験があるはずだ。実際、「僕は経験ないけれど、友達が50万」「1回だけリボ払いを使ったことがある。ちょっとずつ返していけばいいみたいな」、さらに「ZOZOTOWNのツケ払いが溜まっている人はいた」「奨学金借りてる。あれも借金か」などと話す人は少なくなかった。

 ゆまさん(27)は、消費者金融からの借り入れも含め、およそ340万の借金を抱えている。18歳の時にクレジットカードを作り、リボ払いを利用してきた。「なんでも使える魔法のカードで、一瞬で支払いができるので超便利って感じだった。借金という認識は全くなかった」と振り返る。かわいい服やアクセサリー、おいしいご飯。さらに、ネットで簡単に申し込めてしまう消費者金融や銀行カードローンにも手を広げた結果、「カード会社からどこも貸してもらえなくなって払えなくなって、でも催促は続いた」。

 返済が困難になったと考えたゆまさんは債務整理を行い、慎ましい生活を送りながら、少しずつ借金を返済している。

 お笑いコンビ「スパローズ」のボケ担当・大和一孝も借金で地獄を見た一人だ。高校卒業後に福岡吉本に所属すると、18歳にして初めて借金(10万円)。3年後には返済しなければならない額が450万。それでも“借金額がデカい方が芸人やな“という安易な考えから、知人・友人60人と、消費者金融40社から借金を重ね、額は累計で1000万円に上っていた。「飯食ったり、パチンコ行ったり、生活費とか。風俗も!…すみません。“飲む・打つ・買う“っていうのが芸人だって教わっていたから、もう言う通りにしようと、いけるとこまで借りようと」。

 芸人として売れているわけでもないのに借り入れを重ね、厳しい取り立てから逃げ回る日々。「15社に借りていたときは2日に1回支払いがある。お笑いの仕事が入るとバイトができなくなるので、人に借りて返し続けないといけない。3人に毎日借りて、3人に返すというような生活だった」。ついにファンからもお金を借りたという。

 「お笑いライブでも、借金の話しかトークができなかった。そしたらファンも心配しだして、ファンレターに1000円とか5000円とか入れてくれる子も出てきた、中には“風俗で働いているがお金の使い道がない“という方もいて、最初はそれはできないと言っていたが、半年後くらいに困ってしまい、借りてしまった。やっぱり追い込まれると、犯罪者に近づいていく自分に気付く。人を傷つけない犯罪はないかなって頭に浮ぶ。だけど、そこで踏みとどまったから今この場にいられる。やっぱり、お金がない人って人にも優しくできなかったり、イライラしたりが増えてくる」。

 その後、大和は自己破産を選択する。自己破産には全ての債務の支払い義務が免除というメリットがある一方で、「借入が約5~10年できなくなる」「住所氏名が官報に掲載」「免責決定まで就けない仕事がある」などのデメリットも存在する。しかし、今は経済を扱うラジオ番組のレギュラーを2本抱えるまでになった。

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最終更新:7/13(土) 10:05
AbemaTIMES

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