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ソフトバンク千賀全直球150キロ超「技」変化球も

7/13(土) 9:16配信

日刊スポーツ

<マイナビオールスター2019:全セ3-6全パ>◇第1戦◇12日◇東京ドーム

全パ先発ソフトバンク千賀滉大投手(26)の球宴最速162キロへの挑戦は最速156キロに終わった。注目の初球は130キロのスライダー。千賀は「スピードガンと対決してくる」と予告していたが、全パのコーチを務めた工藤監督から初球はゆっくり投げるよう指示されていた。力んで故障しないための親心。千賀本人も「準備していたが、ブルペンの時点で無理だと悟った」と路線変更した。

【写真】2カ月連続の月間MVPを受賞した千賀は笑顔でVサイン

楽しみにしていた山田哲との同学年対決では、156キロを捉えられ中越え三塁打を浴びた。続く坂本勇に対し、内野陣は前進守備。「そういう感じなんだ。全力で0に抑えようと」とギアを上げた。

今季走者を三塁に置いた場面では28打数1安打とめっぽう強い右腕は、坂本勇を「お化けフォーク」で空振り三振。丸、鈴木も変化球で無失点。2回も先頭筒香に安打を許したが、後続3人を打ち取り無失点。最後の打者19歳の村上には内角146キロカットボールで空振り三振を奪った。結局、投じた直球は「大したことなくて申し訳ない」と言いつつオール150キロオーバー。試合を壊さないのが千賀滉大の真骨頂だ。

キャンプイン直前の1月末、千賀は後藤球団社長と食事を交えながら、将来のメジャー挑戦の希望を伝えた。球団はポスティングによる移籍を認めていないが、熱意を受け止めた。その後の千賀はチームが勝つこと、若手投手の手本になることを心がけ、たくましくなった。開幕戦では自己最速161キロを計測し、ケガなくリーグトップタイの9勝。前半戦の活躍を受け、後藤球団社長も「あの食事会は彼にとってもよかった」と述懐する。ソフトバンクでも侍ジャパンでも日本でNO・1の投手であり続ける。【石橋隆雄】

最終更新:7/15(月) 0:22
日刊スポーツ

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