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【米国株・国債・商品】株は連日の最高値更新-金融緩和期待が継続

7/13(土) 6:33配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 12日の米株式相場は上昇し、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均は前日に続き終値ベースの最高値を更新した。両指数は週間ベースでも2週続伸。重要なインフレ指標が予想を上回る上昇となったものの、市場では金融緩和に対する慎重ながらも楽観的な見方が維持された。

S&P500種ではテクノロジーや資本財の銘柄が上げをけん引。一方で医薬品株は引き続き指数の重しとなった。朝方発表された6月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びとなったものの、金融当局の次の動きに向けた市場のセンチメントはほとんど変化しなかったもようだ。米国債は上昇。朝方はPPIに反応して下げる場面もあった。

S&P500種株価指数は前日比0.5%高の3013.77。ダウ工業株30種平均は243.95ドル(0.9%)上げて27332.03ドル。ナスダック総合指数は0.6%上昇。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時56分現在、10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.12%。

ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートのシニアグローバル株式ストラテジスト、スコット・レン氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「重要なのは、米金融当局が『もう利上げはしないし、それどころか必要なら緩和するかもしれない』と市場に伝えて安心させたことだ」と解説。「市場が望んだのはまさにそれだった。数カ月前からそうだったのかもしれないが、世界の中央銀行がもはや利上げモードではない、というのは非常に重要な考え方だ。中銀は緩和モードになっている」と述べた。

ニューヨーク原油先物相場は小幅高。週間では6月半ば以降で最大の上げとなった。熱帯暴風雨「バリー」が勢力を強めてルイジアナ州の製油所に接近していることが背景にある。メキシコ湾地域での米生産は既に、バリーの影響で約半減している。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は、この日1セント高の1バレル=60.21ドル。週間では4.7%上昇した。ロンドンICEの北海ブレント9月限は、この日20セント(0.3%)上昇し66.72ドル。

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最終更新:7/13(土) 6:33
Bloomberg

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