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【ラグビー・太陽生命ウィメンズセブンズ2019入替戦】四国大学女子が、来季コアチームへ!

7/14(日) 19:13配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 細かい雨がキックオフから試合終了まで降り続いた。
 そんな中でフルタイムの笛が吹かれると、紺色のジャージーの選手たちが両手を突き上げ、抱き合った。
 新しいコアチーム誕生の瞬間だった。

 7月13日と14日におこなわれた、太陽生命ウィメンズセブンズ2019入替戦。2019シリーズの下位2チームとリージョナル大会の上位4チームの計6チームが参加した戦いは、日体大・健志台グラウンドで熱い戦いが相次いだ。

 上位2チームが来季のコアチームとなる。
 初日のプールA、プールBの1位、2位チームが激突する、2日目の順位決定戦2試合が決戦だった。午前9時、雨の中でキックオフのホイッスルが吹かれた。

 第1試合では、初日にプールAを1位で通過した追手門学院ラグビー部女子VENUSと、プールB 2位だった横河武蔵野アルテミ・スターズが戦い、追手門が17-0で勝利を得る。完封勝ちでコアチーム残留を決めた。

 残念ながら降格となったアルテミ・スターズは、主力を女子15人制日本代表の豪州遠征で欠く陣容ながら必死に粘るも、攻守にミスが出て踏ん張り切れず。1シーズンで下部に落ちた。
 チームを率いた安藤穂花は、「ワンチームで戦いましたが、いい結果を残せず申し訳ない気持ちです。ただ、今回のメンバーでやれたこともあった。みんなで、イチからやり直すしかない。前を向いていきます」と気丈に話した。

 もう一方のファイナリストを決める戦いでは、新星が笑った。
 初日にアザレア・セブンを28-17、横河武蔵野アルテミ・スターズを19-14と破り、プールBの1位となっていた四国大学女子7人制ラグビー部が、UNICORNS(日体大女子B)に12-5と競り勝ち、2位以上を確定させたのだ。

 四国大学は開始2分、自陣に攻め込まれたところから、主将の井上藍が切り返していっきに走り切る。貴重な先制点をあげた。その3分後にはUNICORNSの川路紗和に同点トライを許すも、慌てず。後半に入っても辛抱強くプレーした。
 勝ち越し点を奪ったのは後半4分だ。ディフェンスで圧力をかけて敵陣深くに入り、全員で怒涛の前進。最後は福沢恵がインゴールに入る。コンバージョンキックも決めて12-5とした。

 創部から3年(実働2季目)。目指していた舞台にたどり着いた井上藍主将は、「どの試合もやっと勝てました。準備の期間はプレッシャーと不安も感じていましたが、きょうは勝つことしか考えていなかった。力をすべて出し切れたわけではありませんが、気持ちで勝った」と話し、仲間との目標達成を喜んだ。

 大会は来季のコアチーム決定後も続けられ、5位決定戦ではアザレア・セブンが名古屋レディースを12-5と破った。また、3位決定戦ではアルテミ・スターズが29-7でUNICORNSに快勝。
 1位決定戦では、追手門学院が四国大学との延長戦(サドンデス)を10-5で制した。辻本つかさ監督は不本意だった今季を受け止めた上で「来季はこの場には戻ってこない」。きっぱりとそう話し、再浮上を誓った。

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