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もうすぐプライムデー、だが倉庫の従業員はストライキを計画

7/15(月) 5:01配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ミネソタ州にあるアマゾン倉庫の従業員は、アマゾンプライムデーに6時間のストライキを計画している。

倉庫の従業員は、安定した雇用とより良い労働条件を求めている。

アマゾンは迅速な配送を実現するために、従業員の倉庫での労働状況の監視をますます強化している。

一部のアマゾン従業員は、同社の最も忙しいショッピングデーにストライキを計画している。

ブルームバーグによると、ミネソタ州シャコピーにあるアマゾン倉庫の従業員は、アマゾンの年に一度のプライムデーの初日、7月15日に6時間のストライキを計画している。今年のプライムデーは時間が48時間に伸びた。

「アマゾンは、キンドルを1日で配送できるとアピールしようとしている。だが、それはそれほど素晴らしいことではない」とストライキを計画しているシャコビーの従業員の1人、ウィリアム・ストールツ(William Stolz)氏はブルームバーグに語った。

「それを実現するためには何が必要について話し合う機会を持ち、我々を守り、安全で信頼できる仕事を提供するよう会社にプレッシャーを与えたい」

アマゾンは迅速な配送を実現するために、従業員の倉庫での労働状況の監視をますます強化している。特にホリデーシーズンや繁忙期はなおさら。

これは過去に従業員の抗議活動の原因となった。2018年、ブラックフライデーの際に、ヨーロッパの何千人もの従業員が同社の労働環境に抗議した。

Business Insiderにメールで送信されてきた声明において、アマゾンの広報担当者は、同社はすでに、ストライキの計画者たちが要求しているものを提供していると述べた。

「我々は、時給16.25~20.80ドルの高い給与、そしてヘルスケア、最大20週間の育児休暇、社員教育、昇進の機会などの包括的な福利厚生といった素晴らしい雇用機会を提供している」と彼女は述べた。

「我々は、給与、福利厚生、職場について、シャコピーおよび全国の他の小売業者、主要な雇用主と比較することを勧めている」

しかし、行動を起こしているのは倉庫の従業員だけではない。ブルームバーグによると、ホワイトカラーの従業員もミネソタ州でのストライキに加わり、臨時雇用の従業員の正社員登用を勝ち取るために戦う。

「我々はともに住みやすい未来を求めて戦っている」とストライキに参加するためにミネソタに行くことを計画しているシアトル出身の同社のソフトウエアエンジニア、ウェストン・フライブリー(Weston Fribley)氏はブルームバーグに語った。

アマゾンのミネソタ州の倉庫は、ここ数カ月で労働者の活動の中心となっている。2019年5月、3人の女性が勤務中に人種的、宗教的な差別に直面したと主張し、調査を求めて、同社を訴えた。

訴状の中で彼女たちは、祈りの時間を取ったり、断食したり、あるいはトイレに行くことを恐れていたと語った。また彼女たちは、白人の従業員は東アフリカ出身の従業員やイスラム教徒のソマリア人従業員よりも昇進し、より良い仕事を与えられたと述べた。

アマゾンの広報担当者は、訴状の詳細についてはコメントを避けたが、多様性と多様性を受け入れることは「我々のビジネスと企業カルチャーの中心」であり、従業員は「好きな時に祈る」ことができると述べた。

また彼は次のように付け加えた。

「20分以内の祈りの時間には給与が支払われる。また給与は支払われないが20分を超える祈りの時間を取ることも歓迎されており、それに応じて業務の目標値は調整される」

[原文:Amazon workers are planning a strike for one of its busiest shopping days of the year (AMZN)]

(翻訳:一柳優心、編集:増田隆幸)

Mary Hanbury

最終更新:7/15(月) 5:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

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