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<山崎賢人>又吉直樹「劇場」実写化で主演 松岡茉優がヒロイン

7/16(火) 6:00配信

まんたんウェブ

 ◇山崎賢人さんのコメント

 初めて本を読んだ時、人としてダメな部分ばかりですが、表現者としてとても共感できる弱さを見せる永田をすごく魅力的だと感じました。自分にとってとても挑戦的な作品でしたが、以前からご一緒したかった行定監督のもと、今しか出せない自分のものを全部出せているのではないかと感じています。撮影を通して、とても魅力的な原作にさらに映画としての魅力を盛り込んだ作品になるのではないかと思っています。

 ◇松岡茉優さんのコメント

 同い年の山崎賢人君とは実は昔、共演しているのですが、直接一緒にお芝居するのは初めてです。永田と沙希について、撮影中何度も2人で話し合いました。2人とも脚本に心底ほれており、意見が違ったことはありませんでした。とても繊細な本で、私たちの演じ方が変わってしまうと、話の到着すら変わってしまいそうで。行定監督が若い私たちを導いてくれました。全国の恋する、愛する、はたまた情で離れられなかったり、何かのきっかけを失っているパートナーたちが救われる映画になると思います。完成を楽しみにしていてください。

 ◇行定勲監督のコメント

 小説「劇場」はあまりにも身に覚えがある場面ばかりで胸をかきむしるような思いで読んだ。私は又吉さんが書いた主人公がまとう空気をどうしても撮りたくなった。ザラザラとした、夜が明ける頃に感じる切なくてさみしい空気を。下北沢、渋谷、井の頭公園、そこかしこでさび付きそうな青春が吹き溜(だ)まっている。山崎賢人と松岡茉優という希代の若く鋭い感性と共に、自戒を込めてどうしようもない男と女の在り方を映画として映し出せたらと思います。

 ◇又吉直樹さんのコメント

 「劇場」という小説は、恋愛というものの構造がほとんど理解できていない人間が書いた恋愛小説です。恋愛小説と呼べるものになっているかすらも分かりません。ただ、若くて未熟な2人がともに過ごしたどうしようもない時間を必死で書いているうちに、作家のわずかな能力を超えて濃密な風景が幸運にも立ち上がったと感じています。ちょっと表現まわりくどいですか? 「こいつなに一丁前に作家ぶっとんねん」と思いました? でも、本心なんです。それくらい自分にとって、大事な作品です。

 信頼している行定監督、そして山崎賢人さん、松岡茉優さんをはじめ、魅力的な俳優陣によって映像になることをうれしく思っています。普通、原作者はシンプルな言葉で感謝をつづるくらいがちょうど良いと思うのですが、思わず長文になってしまい恥ずかしいです。そして、言い訳しているせいで、より長くなってしまいました。すみません。絶対見に行きます!

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最終更新:7/16(火) 6:00
まんたんウェブ

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