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フォーミュラE連続王者ベルニュ、セーフティカー出動を狙いチームメイトのロッテラーにコース上で止まるよう要求。社会奉仕活動のペナルティ

7/15(月) 19:17配信

motorsport.com 日本版

 DSテチータのジャン-エリック・ベルニュは、フォーミュラEシーズン5の最終戦ニューヨークePrixのレース2で7位に入り、チャンピオンに輝いた。ベルニュはシーズン4でもチャンピオンに輝いており、同シリーズ初の2年連続のチャンピオンなった。

【動画】フォーミュラE第5シーズン第12戦ニューヨークePrixレース1ハイライト

 しかしベルニュは、土曜日に行われたニューヨークePrixのレース1で、スポーツマンシップから逸れた発言を行ったとして、社会奉仕を行う義務を科せられることになった。

 レース1でベルニュは、1周目に多重クラッシュに巻き込まれてマシンに大ダメージを負い、すぐにピットストップすることを強いられた。この時ベルニュは2度にわたって、セーフティカーを出すために、チームメイトのアンドレ・ロッテラーのマシンをコース上に止めるよう指示することをチームに要求したというのだ。

 ベルニュがピットストップした際にもロッテラーは走行を続けていたが、その次の周にフロントウイングがマシンの下に挟まってしまい、ウォールにクラッシュ。翌周ピットストップを行うことになった。

 このベルニュの要求を問題視したスチュワードは、FIAのスポーティングコード第12.3.1c条を適用し、ベルニュに社会奉仕活動を強制することを決めた。

 同様のペナルティは、昨年のF1ブラジルGPの際に、エステバン・オコンを突き飛ばしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にも科せられた。ベルニュにはどんな社会奉仕活動が要求されるのかはまだ不明だが、今後6ヵ月以内に実施する必要がある。

 このペナルティについてベルニュは、motorsport.comに対して次のように語った。

「F1やフォーミュラEの他のドライバーなら誰でも、同じように要求しただろう。チームメイトが1周遅れで、マシンとフロントウイングを壊してウォールに突っ込んでいる場合には、それを要求するのは普通のことだと思う」

「誰もが同じことを頼むはずだ。彼はマシンが完璧ではなく、ポジションを争って走っていたわけじゃない。過去にも起きたように、僕はウォールにクラッシュするように頼んだんだ」

 ベルニュ曰く、タイトルを争うルーカス・ディ・グラッシの所属チーム、アウディが抗議したことで、ペナルティが科せられることになったと主張した。

「アウディは昨日(土曜日)、僕らが抗議したことに対して非常に怒っていた。それで彼らは、抗議できる何かを探したんだろう。そんな風に簡単なことだ」

 アウディはこのベルニュの主張を否定。そしてFIAも、アウディからの抗議があったとは説明していない。

 ペナルティが確定する前、ベルニュは今回の事例が、今後他のドライバーが同様のことを行えないようにする先例になれば、それは満足なことだと語った。

「今回のことが、僕も含めたドライバーが自分の利益のために何かを起こそうと、無線で主張することを阻止する先例となるのであれば、どんなペナルティでも納得するつもりだ」

「F1では誰もが同じようなことをやっているし、フォーミュラEでも同じだ。自分の利益のために、他のドライバーを犠牲にしてセーフティカーを引き出すような行為を妨ぐことに繋がれば、僕はとても満足できるだろう」

「それを止めることができたのなら良かった」

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最終更新:7/15(月) 19:17
motorsport.com 日本版

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