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中医医学博士が指南。 夏バテを予防するコツ

7/15(月) 15:05配信

ELLE ONLINE

全身がだるくて食欲がない、夜眠れない…そんな夏バテの状態に陥ったことがある人はきっと多いはず。そこで香港在住の中医医学博士、楊さちこ先生が、食事、睡眠など予防するためのコツを伝授。今年の夏はヘルシーに乗り切ろう!

そもそも、なぜ夏バテになるの?

一般的に夏バテになると「全身がだるく、疲れがとれない」、「食欲がなくなる」、「疲れているのに夜眠れない」という状態になります。その原因は大きく3つ――

1.体温上昇の情報をキャッチすると、体温を下げるために脳の視床下部から汗腺に「汗を出して」と指令が出ます。暑くて大量に汗をかく夏は、自律神経が常に働かなければなりません。さらに熱帯夜などに、夜間にも寝汗をかくような状態でいると、眠っているにもかかわらず自律神経はひと晩中酷使され続け、疲れがたまるのです。

2.空調の効いた部屋に長時間、座ったままでいると、冷たい空気は下にたまるので下半身が冷たく上半身が温かい、いわゆる「のぼせた状態」になりやすくなります。このような体温の変化にも脳の視床下部は働きますから、知らず知らずのうちに疲れがたまります。

3.降り注ぐ紫外線そのものも夏バテの原因。長時間、日差しを浴びると、運動をしなくても疲れたと感じることも多いはずです。

次からは、夏バテ予防のための生活習慣をお届け!

夏野菜のスープを食べる

夏野菜の代表的なものは、きゅうり、トマト、なす。どれも体を冷やす食性をもっていますから、体の内側から自然に冷やすために、ぜひ活用しましょう。ただし、サラダやジュースのような体を冷やしてしまう調理法ではなく、スープにするのがおすすめ。体が冷えすぎず、水に溶け出したビタミンやミネラルもまるごと摂ることができます。

体を温める食べ物を取る

その昔、暑い夏(=陽)には、冷えたスイカ(=陰)がおいしく、それによって暑さをしのぐことができました。「陽には陰」という方法でバランスをとっていましたが、空調の効いたところで過ごすことが多い現代は、夏でも陽ではなく、かなり陰に近い環境になっています。その中で、冷たい物を飲んだり食べてしまうと、体は陰陽のバランスを取りにくくなり、陰に傾いてしまいます。その結果、“夏バテ冷え体質”になり、不調を感じてしまうことに…。

体を温める食材は、寒い地方や冬の食物でリンゴやかぼちゃ、キャベツなどが代表的。それから、黒豆や黒ゴマなど黒っぽいものや、にんにく、ネギ、たまねぎなどの地下でエネルギーを蓄えた食物、ドライフルーツのような水分が少なくて硬い食べものです。

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最終更新:7/15(月) 15:05
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