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唐津工 横綱撃破!がばい勝利!! 本村完投1失点

7/15(月) 7:34配信

西日本スポーツ

 ◆高校野球佐賀大会3回戦:佐賀商1-4唐津工(14日・みどりの森県営球場)

 佐賀の横綱を破った唐津工の本村は試合後、涙が止まらなくなった。誰もが歓喜の涙と思ったが「佐賀商の人たちが泣いていたので、もらい泣きしてしまって…」。テレビドラマを見てもよく涙ぐむという泣き虫エースが125球完投で第1シードを倒した。

【表】佐賀大会組み合わせ

 県内屈指の強力打線を丁寧な投球で抑えた。3回まで被安打1。1点を先制直後の4回に連続長打で同点にされたが、中学時代からバッテリーを組む捕手の池田光(3年)が走者を2度刺殺しエースをアシスト。「直球を狙われていたから変化球中心に変えた」(本村)という5回以降はスライダーとチェンジアップで的を絞らせず、再び9回までを被安打1で抑えた。「春の佐賀大会の優勝チームなので、引いたら駄目だと思って強気で向かった」。9回完投は今年初めて。池田も「最後まで集中を切らさなかった」と力投した本村をたたえた。

■「もらい泣き」

 偉大な先輩のアドバイス(?)も効いたかもしれない。昨夏の甲子園で春夏連覇した大阪桐蔭のエースだった柿木蓮(日本ハム)は、本村が中学時代に所属した佐賀東松ボーイズの1年先輩。昨年12月のOB戦で再会した柿木に「投球を教えてください」と聞くと「ちゃんと投げたらいいんじゃない」と何とも大ざっぱな助言をもらった。本村は「全く教えてくれなかった」と苦笑いするが、柿木の動画を見てフォームや下半身の使い方を参考にしてきた。

 2007年夏の甲子園決勝で逆転満塁弾を放った副島監督は「本村がよく投げてくれた。バッテリーが頑張った。自信になったと思う」とエースをねぎらった。目標はもちろん甲子園。日本一を経験した副島監督の下、唐津工が2度目の「がばい旋風」を起こしてみせる。

■「自信が一番の力に」 副島監督期待

 唐津工の副島監督は、夏の大会初采配で第1シードを破っての8強進出を決め「秋、春は佐賀大会で強豪を相手に力が出せず結果が出なかった。うちの野球で勝てて自信がついたと思う」と話した。試合前、ナインに「強いチームが相手でも何があるか分からない。全力でぶつかったらいい結果が出る。努力した成果を発揮しろ」と言い聞かせた。自身も甲子園で帝京(東京)や広陵(広島)など全国の強豪を倒して頂点に立った。副島監督は「自信が一番の力になる。自分も高校生の時に感じることができた」と選手のさらなる成長に期待を寄せた。

西日本スポーツ

最終更新:7/15(月) 7:34
西日本スポーツ

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