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「はやぶさ2」探査機が小惑星リュウグウへの2回目のタッチダウンに成功

7/16(火) 10:21配信

ギズモード・ジャパン

2度目も成功という快挙!

7月11日、日本のJAXAが宇宙に送り出した小惑星探査機「はやぶさ2」が、地球近傍小惑星リュウグウに対して2度目のタッチダウン(接地)を成功させました。

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今回の成功について、JAXAのプレスリリースにて、このような報告があります。

「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへの2回目のタッチダウンを成功させることができました

1度目も成功させているだけでなく、2度目のタッチダウンでも小惑星リュウグウの地中からサンプルを採取という快挙を成し遂げた「はやぶさ2」。この成功は、太陽系の初期段階について重要かつ新しい洞察をもたらす可能性を秘めているのですが、採取されたサンプルの分析は来年の「はやぶさ2」帰還後、少し先のことになります。

JAXAの実況ツイートに見るタッチダウンの様子

「はやぶさ2」のタッチダウンは、日本時間の7月11日午前10時06分に行われました。公式Twitterアカウントでは、タッチダウン前から一連の動きがつぶやかれていましたが、成功後はこのような報告が公開されています。

リュウグウは地球から約3億kmの場所に位置する、幅870mの小惑星です。最初のタッチダウンは今年2月22日で、惑星の地表にタンタル製の弾丸を音速射撃し舞い上がったレゴリスや砂利を採取しました。

地表ではなく地下物質には貴重なサンプルが眠っている

今回2度目の挑戦は、「はやぶさ2」がこれまでに行なわれたことのない地下物質の収集を試みたという点で、注目に値します。

4月には「インパクター」と呼ばれる銅製の弾丸を射撃し、リュウグウに人工クレーターを生成。これにより、地表より下の層を露出させることに成功しています。地下物質は、地表の岩石が覆い被さっていたため、宇宙線や太陽から降り注ぐ荷電粒子といった、宇宙空間にさらされ風化しないでいる場所にあります。科学者たちにとっては大変貴重なものです。

リュウグウの地中サンプル分析には、太陽系の起源や数十億年前の様子を解明する可能性を秘めているのです。

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最終更新:7/16(火) 10:21
ギズモード・ジャパン

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