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「はやぶさ2」探査機が小惑星リュウグウへの2回目のタッチダウンに成功

7/16(火) 10:21配信

ギズモード・ジャパン

2度目の挑戦の軌跡

7月9日に降下するための設定が行なわれ、「はやぶさ2」のリュウグウの地上への旅路は10日からゆっくりと行なわれました。「はやぶさ2」は以前に投下いていたマーカーの30m上空へと軌道を調整しながら近付き、最終的に人工クレーターから20mほどの場所にある「C01-Cb領域」と名付けられたエリアにタッチダウンを果たしました。

タッチダウンそのものは数秒で終わりましたが、「はやぶさ2」はその間に小さな衝突装置を地表に向けて発射。そこで舞い上がった岩石や砂利などを採取用の筒に(たぶん)封じ込めました。

その後、「はやぶさ2」はホームポジションという安全が確保できる距離まで上昇し、リュウグウおよびタッチダウンをした場所をモニタリングしています。

危険も伴う任務だった

この任務は結講なリスクも伴います。「はやぶさ2」はすでに1度目を成功させているため、もしこの2度目で失敗して故障などが起これば、地球に帰還できなくなり、1度目の努力が水の泡になってしまいかねませんでした。ですが今回の挑戦は、JAXAが「完璧」だったと太鼓判を押すほどの成功となりました。

NewScientistは、記者会見で「はやぶさ2」チーム研究総主幹 久保田孝さんが以下のようにコメントした、と伝えています。

成功でした、大成功です。すべてスケジュール通りに、目的を達成させました

今回の任務は、地球への帰還前の「はやぶさ2」にとって最後の大きな挑戦となりました。来年後半に、サンプルと共に無事に戻ってきてくれることを期待しましょう。

「はやぶさ2」は戻ってもすぐに別の小惑星へ

AFPでは採取したサンプルの入った容器は帰還時に地球の大気圏に放出されるものの、「はやぶさ2」はまた宇宙へトンボ返りする、と伝えています。JAXAいわく、「はやぶさ2」をさらに別の小惑星へと派遣する長期ミッションを検討しているのだとか。何だかフーテンの寅さんみたいですね。

それはともかく、「はやぶさ2」がリュウグウ城で手に入れた玉手箱の中には何が入っているのでしょうか?

Source: JAXA(1, 2), Twitter, PHYS ORG (1, 2, 3), NewScientistReference: ファン!ファン!JAXA!

岡本玄介

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最終更新:7/16(火) 10:21
ギズモード・ジャパン

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