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食育に力、カスミが保育園開園 園庭に畑、収穫も つくば

7/16(火) 11:03配信

茨城新聞クロスアイ

食品スーパーのカスミ(石井俊樹社長)が、つくば市西大橋の本社の敷地内に開設した「カスミいいねの森保育園」が14日、開園した。食に携わる企業の特長を生かし、園庭に畑を設けたり、無農薬野菜を使った給食を提供したりするなど食育に力を入れた運営をしていく。開園式で、小浜裕正会長は「将来を担う地域の子どもたちが健全な食生活を送れるように役に立ちたい」と力を込めた。

同園は、同社初の企業主導型保育園。従業員の仕事と子育ての両立を支援するとともに、同社の食育事業の一環としても位置付けた。同社によると、食育を柱とする保育園は県内で例がないという。

園舎は、木のぬくもりや自然光を生かし、木造平屋建て延べ床約328平方メートル、園庭は約145平方メートル。食事室の隣の調理室をガラス張りにして、調理する様子を見られるようにしたり、野菜の栽培や収穫に携われるよう畑を設けたりして食への関心を育む環境を整えた。

給食の食材には、毎日同園で精米したコメや、地元の無農薬野菜を取り入れ、畑で園児が収穫した作物も使う予定だ。

企業主導型保育園は、従業員の子どもを対象にするのが一般的だが、同園は定員の3分の1を従業員以外の子どもの枠に充てる。同市の2018年10月時点の待機児童は県内最多の180人で、解消に貢献したいとの狙いもある。

開園式では、テープカットや植樹の後、入園式が行われ、13人が入園した。現在、定員36人のうち0歳児枠(6人)は既に埋まっているという。

入社7年目の小竹哲郎さん(32)=つくばみらい市=は、10カ月の長男を入園させた。他の園で空きが無かったといい「若い人も次のステップを描きやすくなる」と歓迎した。(大貫璃未)

茨城新聞社

最終更新:7/19(金) 10:10
茨城新聞クロスアイ

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