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富士大会では歯車が噛み合わず……ルーカス・アウアー「次に向けて再分析が必要」|スーパーフォーミュラ 第4戦

7/16(火) 19:10配信

motorsport.com 日本版

 富士スピードウェイで行われた2019スーパーフォーミュラ第4戦。前戦SUGOでチーム初表彰台を経験し勢いに乗るB-Max Racing with motoparkだったが、今回の富士大会は2台揃って下位に沈む苦しい結果となっった。

 第3戦SUGOではルーカス・アウアーが予選から上位に食い込む走りを見せ、決勝でも2番手を走行。レース終盤にひとつポジションを落としたものの3位でフィニッシュし、チームに初めてとなる表彰台をもたらした。

 B-Maxとモトパークのタッグも徐々に機能し始めており、今回の第4戦富士も活躍が期待されたが、ウエットコンディションとなった公式予選では2台ともセッティングがうまく決まらずQ1敗退となった。

 苦しい流れは決勝レースになっても変わらず、アウアーは12周目にピットインしタイヤ交換と給油を行ったものの、その後もうまくペースを上げることができず苦戦。その後もピットインを繰り返し、40周目を迎えたところでマシンをガレージに戻してしまった。

「最初のピットストップはルーティーンのピットストップという形で、(ライバルとは)何か違うことをしようと思った。でも、それがうまく機能しなかった。あそこから上位を狙うのは難しかったから、次戦以降に向けてデータ収集を行うことにした」

 そうレースを振り返ったアウアー。金曜日の走り出しの段階では手応えを掴んでいたものの、そこから煮詰めていく段階で良い方向に進まなかったという。

「金曜日の走行での感触は良かった。だけど、そこからセッティングをさらに詰めていくという部分で間違った方向に進んでしまったんだと思う。コンディションに関わらず状況を好転させることができなかった」

「予選が始まる段階で解決策が見つかっていなくて、新しいセッティングを試してみたものの、良い結果は得られなかった。レースもそうだった。途中からは、いろんなことを試してテストを繰り返したという状況だった」

「すごくタフな週末だったし、こういった結果になってしまったのは残念だ。だけど、これがモータースポーツなんだ。今僕たちにとって一番重要なのは、この週末に起きたことを分析して次に向かって進んでいくことだ」

 またチームメイトのハリソン・ニューウェイも、なかなかトップ10圏内に入ることができず我慢のレース展開となった。41周目にピットインをしたものの、またしても給油中に炎が上がるアクシデントが発生してしまった。メカニックが迅速に消火作業を行い、無事にピットアウトできたものの、最終的にトップから1周遅れの16位でレースを終えた。

「残念な週末になってしまった。SUGOでの僕たちは力強いペースがあったけど、今回の富士では予想していたほどペースを上げることができなかった。それでも改善に向けて決勝まで色々なことを試みたけど、良い方向に進まなかった。

「でも、いくつかの部分ではポジティブな部分もあったから、それを頼りに全力で改善に取り組んでいきたい」

 そうレースを振り返ったニューウェイ。予想以上に苦しい週末になってしまい意気消沈の様子だったが、エンジニアらと時間をかけてミーティングを行うなど、次に向けた対策に動き出していた。

 同じくアウアーも、現状を分析し直して、自分たちの良い部分と悪い部分をもう一度洗い出す必要があると語った。

「次のもてぎは初めて走るサーキットになるけど、まずは先ほども言った通り、現状を分析し直す必要がある。SUGOと富士のデータを比較して、良かったところと悪かったところを洗い出したい。それらを総合して、8月のもてぎでは力強いパッケージを持ち込めるようにしたい」

吉田知弘

最終更新:7/16(火) 19:10
motorsport.com 日本版

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