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【古民家で暮らそう!:02】高い家賃の都会から、ネットで見つけた蛍の里へ

7/16(火) 11:08配信

DANRO

生瀬の家は、ペットを室内で複数飼えるという条件でしたので、会社勤めをしていたときでも少し苦しいなと思うほどの家賃でした。当時は、保護施設から引き取った犬が2匹と、目を切られて捨てられていた猫が1匹、ダンボール箱に入って捨てられていた猫が2匹いました。(小椋聡)

【写真特集】小椋さんの古民家暮らし

計画も立てずに独立した割にはそれなりに仕事はありましたが、あっという間に家計は火の車になりました。稼いでも稼いでも右から左に、家賃と仕事の運転資金で消えていく状態になり、最初の2年間で我が家の全財産が5000円にまで減りました。

38歳の男が、病気の妻と5匹の動物を抱えて、無一文に近い状態にまで追い込まれました。まずはこの高い家賃から逃れなければと考えましたが、引っ越し代すら払えないような状態が2年間続き、節約を重ねてひたすら耐え続けた日々でした。

独立3年目ぐらいから、ようやく少しずつお金が貯まる流れができましたので、その頃から「移住」を考え始めるようになりました。そもそもの動機は「移住」ではなく、安い家賃の家に「引っ越し」をしたいというものでした。

賃貸ではなく購入も可能なのか

それまで、子どもがいない我が家は、大きな財産を持つということにマイナスのイメージしか持っていませんでしたので、「家は借りるもの」という考えしかありませんでした。しかし、仮に家賃が月5万円だったとすると、5年間で300万円になります。

そうすると、田舎のボロボロの古民家だと、購入もできるのではないか…という考えが頭をよぎるようになりました。生瀬の家は家賃が月11万でしたので、13年間で1716万円も家賃に使っていることになります。

特にマイホームを手に入れたいと願っていたわけではありませんでしたが、自分で好きなように住む場所をリノベーションをしたいと思っていました。

しかし、実際には200~300万円の家を見に行くと、ほぼ屋根に穴が空いているような物件か、家を潰す費用を差し引いて考えれば安い=実質、家は直しようがないほど傷んでいる、という物件ばかりだということが分かってきました。さらに、下水が通っていない場合も多く、後から公共の配管に接続する場合には、それなりの費用が必要であることも分かりました。

とりあえず、今すぐに家が買えるほどお金があるわけではなく、妻も当初は移住にあまり積極的ではなかったので、ゆっくり時間をかけて、住みたい地域そのものから探すことにしました。

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最終更新:7/25(木) 12:40
DANRO

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